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Party Syndromeの現場に踊る足跡の記録。


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テキレボのWebアンソロは「サークルの構成員1名につき2本まで」投稿することができます。
これまで化屋では1本しか出してこなかった(か、投稿諦めて0本だった)のですが、今回初めて2本目の投稿にこぎ着けました。



理由は
「1本目の『双花&ばけ~』から開催まで間があきすぎて、忘れ去られていそうで不安になった」
「その1本目が“サークル全体の紹介”メインだったので、“頒布する小説がどんな感じの文体なのか”伝わらない構成になっていた」
「突然頭の中に落ちてきたタイトルをきちんと使いたかった」
あたりです。
特に最初の一つ(10/1投稿で10/9公開だった)が念頭にあったのと、実際に文章を書き始めたのがかなり遅かった(締め切りの数日前!)ために、完成もぎりぎりになってしまい。
まさかの「アンソロ募集初日と最終日の投稿」。
で、「どうせ遅刻ならアンソロ公開の最終日にでもなってしまえ!」と半ば投げやりに投稿してました。準備会の皆様ごめんなさい。


さて、ここからは解説という名の釈明を。
ネタバレを含みますので、できれば投稿作を先に読んでいただきたいです。




>二〇一X年初夏
まだマスクつけないで催し物に参加できる時期だったことを強調したかったのもありますが。
化屋作品を追いかけてくださっている方はこの書き方でピンときたかもしれません。今回のベース『DROPOUT』の冒頭につながっています。
冒頭と末尾が『ストレイトロード』だった『双花&ばけ~』とは複数の点で対になるように、プロットの段階から意識していました。

>天蓋先生
今作のために誕生したキャラです。よって本編には登場しません。時間軸とか接点の問題とか諸々調整が大変そうなので、多分今後も出てきません。
個人的には動かしやすくて気に入っています。既刊のいくつかの人物と重なるところは、いわゆるヘキってやつなのかもしれない。
本編よりはむしろどこかの定期更新ゲームとかTRPGとかに出してあげたいイメージ。(機会があるかは知らない。)

>筆名
近年の自分にしてはよく考えついたなと思います。一見普通だけど普通じゃない名前。
何しろ自分自身が本を作るときの名義が横文字になったまま換え損ねているくらいなので。
(同人誌作りを始める前の自分に手紙を出せるなら「縦書き対応できる筆名にしないと後々苦労するからよく考えろ」と書きたい。)
できればこの名前の由来にも言及したかったのですが、字数制限に引っかかったのでカットとなりました。ヒントだけ書くと……
・当て字。
・本編の主人公サイガと同じように“下の名前はルビを振らないと正しく読めない”。
・漢字には訓読みと音読みがあります。

>《ここにあるのはどんな絵だと思う?》
普通に絵を描くだけじゃ物足りなくなった芸術家が人と違うことをしたくなって、見に来た客を巻き込んでみることにした。若さゆえの斬新なようで割とありがちな気がする行動。
ちなみに『DROPOUT』では文章を《 》、主に対面で発せられる話し言葉を「 」、声に出されない声(回想・テレパシーなど)や電話越しの声などを『 』で表現しています。

>「そう来たか!」
テキレボWebアンソロの各作品ページには簡潔な感想を伝えるためのコメントボタンがあるのですが、その選択肢の一つから着想した場面でした。

>主に手紙
『双花&ばけ~』とは違う形の「手紙」をいくつか盛り込むことも、意識した要素のひとつでした。
アンソロテーマを素直に解釈した往復書簡。

>スタンド花
これもまた広い意味では手紙の一種。もちろん特注品。しかも今ほど柔軟な注文を受けつける時代ではなかったと思います。花屋さんよく無茶振りに答えましたよね。
贈り主は恐らく少しも反省していません。
ちなみに担当のひとは後ずさりしてバランスを崩して尻餅をついたときに腰をやられました。泣いていい。

>一九九X年
デビュー年などを書いてないのにここだけ年を指定しているのには理由があります。具体的には、最初の場面と末尾の数字が同じ、という部分に。詳しくは本編で。
ちなみに小説などのテレビドラマ化について否定または嫌悪する意味合いはありません。現実の事件と思わぬ形でリンクしてしまったせいか再放送やDVD発売などが一切なかった某連続ドラマの存在をヒントにしたエピソードです。
ひとしきり騒がれた後、原作本はひっそり書店から消えたはず。担当さんも天蓋先生も泣いていい。

>新作はSF
あらすじにニヤリとした方もいるかもしれません。『ストレイトロード -the first junction-』またはその試読ページを参照。
多分Ristaはこういう話を書けない。少なくとも重厚なドラマとしての構成はできないと思います。

>作品タイトル(あるいは空白の絵の題名)
元ネタは一世風靡セピアのヒット曲『前略、道の上より』。天蓋先生や陽介パパはこの曲が流行した頃をリアルタイムで知っているはずの世代。
Ristaは通常「場面」から物語を膨らませるタイプでタイトルには悩む方なのですが、単純にもじっただけのフレーズを内容より先に思いつくというレアなパターン、かつ最後までこの案が消えてくれませんでした。
さすがにそれだけというのも何なので、内容や構成において多少は歌詞(4番まであるってご存じでした?)を意識しています。

>本編は現代ファンタジーって書いてあるんですが
振り返ってみればその要素が微塵もないですね!
一応「謝らなくていい奴が謝っている」部分が多少は関係しています。
本編はもっと露骨にファンタジーしてますよ。主人公が見えない力で首を締め上げられたり、天使が人間に化けて潜入したり、やばそうな人とバトルしたりしてます。はい。


テキレボEX2、もうすぐお買い物用サイトがオープンします。
化屋月華堂の作品をよろしくお願いします。あと「テキレボねこマップ!」も見てね!
(あっまた猫要素入れるの忘れた!)
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Rista
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非公開
自己紹介:
化屋月華堂(親サイト)&カフェ「パーティ」(子サイト)管理人。今のところ活動は後者の方が活発。
一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。

ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
あなたは大丈夫ですか?
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