なんだかんだでテキレボ皆勤賞を達成中のRistaです。
一般参加と他サークルの手伝いが各1、前回は欠席予定から企画のお手伝いへシフトしたので、「化屋月華堂」としてのサークル参加は3回目でした。
でも今回は一人じゃなかった。
前回で目の当たりにした「300字企画」さんの多忙ぶりが気になって、今回も手伝い係に手を挙げたので、企画ブースのすぐ近くに配置されました。
手伝う内容は皆さんが集めてきたポストカードを数える係。他に2サークルいるので多少融通は利くだろう、自由に動ける時間もとれるかな、と申し込み時点では思っていました。はい。
(1)前日まで
化屋としては、新刊1冊と無料配布コピー本2冊、春の文フリ東京から加わりテキレボでは初頒布の短編集『ストレイトロード -the first junction-』、他既刊各種を持ち込みました。
コピー本はようやく初期投資がいらなくなったので無料配布ができるようになった感じです。
とはいえ既刊カタログを作れるほどには作品がないと言うことで、まず「作風の紹介」に重点を置いた『化屋の詰め合わせ』第2弾、そして“来年の新刊”のお試し版を出しました。
そして、申し込みジャンルと違いますが二次創作の『七つの海と物語』が今回の初登場でした。#テキレボ進捗どうですか
無配が……なんとか代行+会場で同じくらい配れる数だけ作れた……!
こんな感じになりました。紙の選択間違えるわホチキス壊れるわで手間取ってました。
なお写真左はPOPのようなもの。 pic.twitter.com/xTvuVK8gef
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月23日
こちらは昨年暮れの何気ないツイートがきっかけで始まったアンソロジー企画です。
(後書きでは今年とか書いてましたが今探したらもっと前だった!……なんてことだ!)
↑そもそもの発端文字書き7人集めて、ポケモン本編7地方の海を巡る短編小説アンソロを。
……既出かな?
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2016年12月15日
なお正式に募集を開始したのは間違いなく年明けでした。はい。
気を取り直して。
約一年掛けてようやく実物になった海巡りアンソロジーが、今月ようやくお披露目と相成りました。
最終的な参加メンバーは自分の他に6名。
各地方を割り当てたから舞台は当然別々なんですが、それ以上に話の構成も着眼点も全く違う物語が集まりました。
メンバーのうち2名はテキレボ常連組で今回もサークル参加、2名は一般参加で来てくださいました。【お知らせ】海巡り届きました #テキレボ pic.twitter.com/OJeyXOT2m0
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月21日
そしてもう1名……
前々からカフェパのオフ会やらサンホラのコンサートやらTRPGセッションやらでご一緒している消夢さんに、「企画の手伝いで手一杯かもしれないので手伝ってほしい」と売り子を依頼しました。
快く引き受けてくださったのですが、彼はサークルに属しているわけでもなく、本を出すのも今回のアンソロが初めてという、まあ初心者ということで。
事前に資料を用意したり説明をしたりは、していました。
でもさすがにカウント担当まで頼むのは申し訳ないので、自分が数えている間に来場者へ冊子を渡したり「堂々巡り」のスタンプ押したりする役割分担をイメージしていました。
自らも参加する300字企画のポストカードは早めに自宅で印刷完了。
新刊は印刷所への手配や入稿などのスケジュールに大きな問題もなく、一週間前に完成品が届いてくれたのですが。
コピー本の作成に難航しました。中とじ製本できるホチキスがまさか壊れるなんて!
新品を買ってきたことでどうにか配布予定数をそろえられました。
打ち上げで配る可能性も、企画横だから人の目にとまりやすい可能性も一応考えましたが、これ以上増やしたら利き手を痛めそうだったので増刷は断念しました。
そして「本以外」の持ち込みがちょっと増えたので(理由は後述)、本の方を普段より多めに宅配便で送ってしまいました。
いつも半々とかにしてアクシデント対策にしていたんですが、次回からも同じ配分で行こうかなと思ってます。
前日は手荷物の準備と並行して、直前まで……藍ちゃん(ぬいぐるみ)の新しい帽子を縫ってました。はい。
(2)当日、出発~準備・予想外その1
前回同様、設営から参加するつもりだったのですが。
普段は道に迷ったり乗り換えミスしたりしないタイプなんですが、何回行っても「浅草までの所要時間」をうまく見積もれない。
結果、少々遅刻しました。具体的には机と封筒を並べ終わったぐらいの時間に会場着きました。
ちょうど声を掛けてもらえて、途中からでもいいならと設営を手伝いました。
しばらくして、会場入口付近に仮置きした手荷物(貴重品以外の)を取りに戻ったところ、何か黒いものを蹴っ飛ばしたような。
「ん?落とし物?」と思いつつもゴミっぽかったので放っておいたのですが。
その手荷物を自ブースに持っていき、荷ほどき中にはたと気づく。
キャリーバッグのキャスターが一つ、壊れている。
なんか車輪が4分の1ぐらい砕けて破片が散らばっている。
「まさかさっきのは……」
慌てて探しに戻ったら案の定、車輪の破片でした。落とし主は自分だった!
想像もしていなかったアクシデントを嘆きつつ、とりあえず化屋の設営自体はほぼ問題なく進みました。
途中から消夢さんが合流し、説明少なくてよさそうな作業(300字ポストカード委託分の提出など)を彼に頼むなどして、なんとか開始には間に合わせました。
あまり知られてないゼファール人形。まともな仮装を準備できなかったので、前日に包帯を購入していました。#テキレボ 化屋の裏話。
実は写真右の人もブースにいました。堂々巡りの試練全問に挑んだチャレンジャー(&その挑戦中に居合わせた方々)など一部の方しか見ていなかったであろうレアキャラです。 pic.twitter.com/148vFUyTDB
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月30日
その包帯を巻く作業も消夢さんに任せたんですが、作業中ずっと髪の薄さをいじられてました。
(頭の面積が狭い上、髪型再現が必要な藍ちゃんほど密度が必要なかったのでそうなった。藍ちゃんが多すぎるだけとも言う)
結果的に後頭部の問題点は目立たなくなったんですが、包帯の長さが足りなくて中途半端な格好になってしまいました。
重ね重ねごめんなさいゼファールさん……ちなみに本編で彼がその手の悩みを抱えている描写は一切ないんですよ、念のため……
ちなみに彼の仕事は「試練に挑みに来た人へヒントを教えること」。
化屋が出した質問の“答え”が掲載されているページを紙に書いて、胸につけていたのでした。
(3)開始~終了・予想外その2
開始後の様子。
#テキレボ 始まってます。
化屋はこんな感じになりました。 pic.twitter.com/G2efZfjrJQ
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月28日
隣のルート140(A5サイズの本)と比べていただくと分かるかと思いますが、卓上の飾りとしては結構大きいです。梱包込みで妙な存在感を放っているこの木は「Petit Principal」様(https://t.co/xcNt77Jv26)の展覧会でゲットした作品です。
(ただし鳥だけ自分で用意した) #テキレボ pic.twitter.com/M9pMdgD1E3
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月28日
展覧会で見たときはハロウィンデザインの寄せ植えポットもいいかなと思ったのですが、後々のイベントにも使えるよう、「不思議の国」感があるデザインのトピアリーを選びました。
(実際どれぐらい見てもらえたかは全く分からないのですが、ツイート時に「いいね」をいただけたことは制作者の方に伝えようと思います。)
ちなみに鳥さんは元々別の用途に使うつもりで購入していた装飾です。ちょうど似合いそうだと思って連れてきました。
さて、ブース内に座ると目の前は見本誌棚。横を見れば300字企画にくじ引きの賞品が山積み。
会場の一番奥という配置でしたが、人の流れが途絶える時間はそんなにない印象でした。
ポストカード集めや堂々巡り(スタンプラリーとしての)を通して訪れる人もいれば、『七つの海と物語』を買いに来てくださった方もいて、喜ばしい限り。
アンソロ参加メンバーもテキレボを楽しんでいってくれたようです。
そして予想通り、くじ引きが始まった12時以降はポストカードの山を持った人がひっきりなしに訪れました。
食事中や応対中などを除いてできるだけカウントを手伝ったり、普通に見に来た人に企画の説明をしたりと、自分の本をアピールする時間以上に無料配布カード群を推していた気がします。
もちろん足を止めてくださった人に化屋の無配コピー本をすすめることは忘れませんでしたけどね!
でもひっきりなしすぎて、危うくお買い物代行分を受付へ届けに行くことを忘れそうになったり。
(自分で本に代行処理カードを挟んで箱に入れていくシステムはとてもわかりやすくてよかったです)
留守にしたブースが心配になるあまりゆっくり見て回ることができず、気になる本はいろいろあったもののごく一部しか買えなかったり。
(これは事前に買い物リストを作らなかった自分の負け)
で、手伝おうかと言ってくれた消夢さんに、その場でカウント担当の作業を説明したところ。
なんかあっさり作業を覚えて、結果的にカウント担当3ブースの誰よりその仕事をこなしていた気がします。
こちらがカードの束を受け取ったところで横からしれっと手を出してきて、つい渡してしまったことも。どうしてこうなった!
そのポストカードなんですが、フルコンプ狙いで集めた方が最大で150枚超えという記録をたたき出していました。
「10枚でくじ1回」がルールなんですが、何十枚も持った人たちがどんどん来たら当然くじもどんどんなくなります。
机ひとつを占拠していたサークル賞はあれよあれよと言う間になくなって、ついにくじも底をつき、途中から「10枚につきお菓子1個プレゼント」へ変わっていたのでした。
さすがに閉会間際になると人も減って、ゆっくりする時間ができました。
でも「今こそ買い物に行く時ではないか」とひらめかない程度には疲れていたのでした。無念。
(4)片付け~懇親会~打ち上げ・予想外その3
実は『七つの海と物語』は化屋だけでなく、アンソロ参加者のサークルでも置かせていただいていました。
自分含めて3組の客層がほとんどかぶらなさそうと読んだためなんですが、これが的中。
化屋に置いていた分より預けていた本の方が多く旅立っていました。
それにしてもなんか荷物が減った気がする。そうか買い物できなかったからか。
などと疲れた頭で考えながら荷物をまとめ、懇親会(次回無料券やれぼんちゃんグッズをかけたじゃんけん大会)に参加。
そして打ち上げへ。
かろうじて覚えていることを挙げると。
・キャリーバッグは無事な車輪だけ地面に接するよう傾けて運ぶことに
・キャラから書くタイプだと思われていたらしい(実際には場面が先で、育ったキャラに途中で主導権を取られるタイプ(?))
・今回も初対面の方に驚かれる藍ちゃん。ハロウィン衣装も好評でした
・藍ちゃん以上にかわいがられる鳥さん
・誰よりもマメに空いた皿を下げたりドリンク取りに行ったりサラダをよそったりしていた気配り力ありすぎる消夢さん
・紅々さんの相棒のサメ君を見るなり拝み始めた消夢さん(そのあと二人は握手していた)
・TRPG布教も忘れない消夢さん
・ポケモン×ベイスターズコラボの画像に目を輝かせるスターミー推しの紅々さん
・今日の140文字練習どうする?→その場で決めよう→目についたテーブルに押しかけてお願いして→お題ゲット
公式アンソロのテーマでもあった「祭」、そして藍ちゃんぬいぐるみを見て思いついたという「蜂蜜」。助手席側の開け放った窓から音楽が入ってくる。車は程々に空いた道路を直進し、祭の会場から遠ざかっているはずなのに、音だけがどこまでもついてくる。先程見たパレードが並走しているように。「この辺全部がお祭りなのね」一瞬だけ右隣を見た。蜂蜜の菓子をくわえた口が、遊び足りないと尖っていた。
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月28日
使わせていただきました。その節はありがとうございました。
そして、この打ち上げ中に無配コピー本が手元からなくなってしまいました。
DROPOUTの方は少し少なめに用意していたので、実はポストカード数え続けていた時間帯に完配していました。
もう一つの「詰め合わせ」がいくらか残っていたから打ち上げでの挨拶用にと持って行ったのですが、それも予想より早く配りきるという。
その後にお話ししたある方に、無配ない代わりに名刺を渡そうとして、名刺をバッグにしまっていたことを思い出し。
「すみません、これ(黄色い鳥)置いておきます、鳥質です!取りに行ってきます!」
「鳥だけに?」
そんな場面もありました。
あのときは取り乱して本当にすみませんでした。鳥だけに。
テキレボでいただいたお菓子、と藍ちゃん。
どれから食べる?
ちなみに黄色い鳥は懇親会以降こんな感じで藍ちゃんの頭上にいたのですが、この子が意外に好評でした。 pic.twitter.com/iWxJmIuvsK
— Rista(化屋月華堂)/テキレボA22 (@Rista_Bakeya) 2017年10月29日
帰宅後は早く休みました。
着払い発送の荷物を受け取ってから、今回の成果を確認したところ。
化屋月華堂、即売会参加初めて以来、売り上げ&冊数の最高記録を樹立しました。
もちろんアンソロの比重が大きいのは言うまでもないんですが、「一種類を除いて全部」が一冊以上、誰かしらのところに旅立っていたのです。
なんてことだ!噂のテキレボんドリームは多分こんなもんじゃないと思うんだけど!
(5)で、今後は?
次回は来月です。11/23のコミティアに出る予定です。ビッグサイトでのイベントはもちろん初です。
今度はオリジナル作品限定なので、またストレイトロードが中心になるでしょう。
奇しくも文学フリマ東京と同日なので、そちらに行かれないのは残念ですが。
春と違うフィールドではまた違った感触が得られるのではないかと、前向きに考えることにします。
まずはコピー本の増刷から……!
ようやく気力が戻って来たので報告です。
<前日まで>
本来その日には動かせない先約があり、紙箱みどさんに本と300字ポストカードを委託だけする予定でした。
でも今までの実績から言って多くは出ない、納品と回収に送料かけるくらいなら前後(設営と打ち上げ)には顔出そうかな、と思って調整したのですが。
が、2日前になって、その先約がキャンセルとの知らせ。
先方の都合であり、自分は何もしてない。どうすることも出来ない。
(某方に心配されましたが、そこまでシリアスな理由ではないです。こちらが無力というだけ)
晴れて終日フリーになったはずなのに少しも喜べない!
そんなこんなで虚しさ抱えてTLをさまよっていたら、300字ポストカード企画主催の桂瀬さんに声をかけられまして……
<当日>
設営の集合時間ちょうどに会場入り。
慌てて荷物下ろしてお手伝いに入りました。
ほぼまっさらな状態からの参加は初めてなのでなんだか新鮮です。
テーブル設置、椅子と宅配物の配置を終えたら会場端、300字企画のブースへ。
毎回頒布物も人も多いこの人気企画のスタッフに助っ人として加わることになりまして、設営から手伝いました。
ブースの半分は「だいたい何かいいものが当たる」と評判の(?)くじ引きエリア。
10枚で1回。頒布されるカードの種類も集める人も多いので、くじ(参加賞つき)はたくさん用意されています。
とりわけ各サークルから寄せられる景品が……この通り山積み。
【開催中】くじももうすぐ始まります! pic.twitter.com/OfGMESuKR6
— てきれぼ300字企画*F-01テキレボ (@tr300ss) 2017年4月1日
昨年からイベントに必ず連れて行く藍ちゃんももちろん一緒です。
(ぬいぐるみの方で覚えられている可能性もあったし)
当たり賞を入れた箱の上に置くと何故か自立できることが判明。
イベント本番が開幕してからはブースの端にいて、主にカウント済みのポストカードの穴あけについて案内、サポートをやっていました。
その位置が空いていたのと、飛び込みで来た人がお金の絡む作業に手をつけたらまずいだろうと考えたのとでそうなった次第。
穴あけが終わった人をくじ引きの場所へ誘導したり、委託コーナーを興味深そうに見る人へ企画を案内したり、やることは尽きず。
「カウント担当の方お願いします」など具体的に声かけるなどして、他のスタッフさんとの連携は意識しました。
気づいたら賞品がすごく減っている…!
【開催中】サークル賞も減ってきました。 pic.twitter.com/bhssV1R0f9
— てきれぼ300字企画*F-01テキレボ (@tr300ss) 2017年4月1日
結局最初から最後までほぼ会場内にいて、諦めていたお買い物ができたのは良かったのですが(代行に申し込み損ねていた)、かなりの駆け足になったのは仕方ないですよね。
参加できただけで御の字。
委託していた本も多少は売れたようです。
一般参加らしき方々の中にはもちろん企画をご存じない方、参加方法分からない方もいましたが、説明して興味を持ってもらえた時は嬉しかったですね。
残念なのはポストカード委託棚の素通りが結構多かったことでしょうか……なんか展示物を見るような距離で眺める人が目立った気がします。
<アフター>
撤収→懇親会→打ち上げ、は予定通り参加しました。
某文フリ関係者様の隣で「テキレボは若い人が多いね」などイベントごとの傾向の話をしたり、名刺交換が始まったのに名刺忘れた自分は2月の静マルで配ったチラシの余り(何故持ってきた)を渡したり、雑談から意外な収穫を得たり。
そんなこんなで時間が過ぎていきました。
反省や無念もいろいろありますが、最終的には参加して良かったです。
参加者の皆様、特に企画に関わった皆様、ありがとうございました。
さて、次回は5月の文学フリマ東京に化屋月華堂として参加します。
先月にツイッターで少し触れましたが、「ストレイトロード」の短編集を新刊として頒布すべく、頑張って準備しております。
webに出ている短編の再録、そして新たなエピソードをお届けする予定です。
(もちろん海巡りのことも忘れていませんよ!)
覚えていることを書き出すので精一杯でした。その割に長いので多分本当はもっといろいろ起きてました。
[前日]
前夜祭に参加することは前から決めていました。
初めて行く土地をある程度見ておきたかったので、日が暮れる前に静岡到着。
しかし欲張ると自滅すると考え、徒歩で行ける範囲を散策しました。
……気がついたら駿府城公園でスマホ片手にうろうろするポケモンGO勢に混ざってました。
図鑑4つくらい埋まったとか喜んでる場合じゃないよ、電池やばいよ。
(写真左はおなじみ藍ちゃん、右で見切れてるのがゼファールさん)「疲れたー。もう歩きたくなーい」
「まだ会場に着いてもいないんですが」 pic.twitter.com/vjFzt1l94o
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月11日
ちなみに公園周辺や隣接する市街地には史跡だけでなく、ブロンズ像やオブジェが多く見られました。
閑話休題。@katsurase こんな感じです。わさび漬発祥の記念碑らしい。 pic.twitter.com/IFoENLkOvr
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月13日
前夜祭の開始時間ぐらいに会場・スノドカフェ七間町へ到着しました。
とてもおしゃれなカフェ。
既に奥の方の席は埋まっていて、余裕をもって来た方々が既に歓談を始めていました。
また初対面だらけの席で“ずっとぬいぐるみ抱えてる妙な人”になるのかなと思っていたら、
「お疲れ様です!」「あ、りっすー!」
……テキレボのアフター飲み会でお世話になっているメンバーが続々と登場。
結局その人たちと一緒にテーブルを囲んでました。
旅するぬいぐるみ同士で記念撮影もしてみるなど。
そしてこの前夜祭、メインは静岡スタイルのおでん、いわゆる「しぞーかおでん」です。
その鍋が店の真ん中に鎮座する様は全くカフェらしくない、はずなのに、なぜかよく周辺になじんでいました。
今回も比較的聞く側だった自分。静岡のおでんは本当に美味しいです。 pic.twitter.com/kvLxYDfF71
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月11日
とはいえ(昨年の浅草でもそうでしたが)ぬいぐるみの制作過程は聞かれました。
ちゃんと時系列と要点をまとめた説明できるようにならないと……あ、そのまえに「本編」か。
後半にはアピールタイムもありました。
ここでしゃべっておくことも修行の一環かなと思い、参加者の前に出て、ルート140(とフォロワーリクエスト枠)の話をさせていただきました。
冒頭で「みなさんこんにちは」と口走ったのは完全にその場の思いつきです。時間帯間違えてると気づいたのは言った後だった。
まあこんなものか、あとはゆっくり聞こうと思ってテーブルに戻ったら……入れ違いで前に出る人が。
あれ、せつじさん?
「皆さん!こんばんはー!」
(あっ踏襲された。(冷や汗))
「突然ですが、皆さんは『おねショタ』ってご存じですか!?」
(なんか営業モードっぽいスイッチ入ってるー!!(心の叫び))
主催者の方に「伝説の世津路トーク」とまで称された完璧な宣伝タイムで皆様の心を圧倒。
これで翌日実際の売り上げにつながったらしいのでさすがとしか言えなかった。
おでんが冷めてきた頃に帰る人が出始めたので、そろそろ一区切りということで解散に。
店に残って話し続けた人、飲み続けた人もそれなりにいましたが、自分は寝坊したくなかったので退店を選択。
確保していたホテルへと向かったのでした。
[当日]
会場近くのスタバでWi-Fi借りるついでの朝食。
ツイッターを確認すると、「昨日スノドカフェで買っておいたマフィンで朝食」という報告がちらちら。
いつ買ったんですか?っていうか自分がチャンスを見逃してた?
さて、設営が終わりそうな時間帯を見計らって会場へ。「どうして買わなかったの」
「何をです」
「スノドカフェのマフィン!あんなにおいしそうなものをよくスルーできたわね!」
「まあまあ、まだチャンスはありますから」 pic.twitter.com/glR1BWZcdj
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月11日
入口のミニポスターを眺めながら会場入り……あ、あれ、化屋のミニポスターがない??
(運営サイドに聞こうかとも思ったのですが結局言いそびれました。)
気を取り直して設営へ。
さすがに通算三回目、事前に準備できるとわかったところはしておいたので、時間内に整いました。
この場所では初めての開催、プレ開催には出ていないので初めての参加。本日の化屋の様子です。 #静マル
化屋月華堂@第一回静岡文学マルシェ/え-05 https://t.co/jSuoe1ZgyC pic.twitter.com/TbB7L0E73v
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月12日
どれほどの来場者が見込めるかも分からない、目にとめてくれるかも分からない。
不安を両手いっぱいに抱えてのスタートとなりました。
例によって隣の方がきちんと人目を引くブース作りをしているので、化屋は素通りの方が多かったです。
ひとつ気になるものが目に入るとその隣まで見ないこと、結構多い……これはテキレボでも同じだったか。
無力さを痛感します。
以下、手元のメモ帳に書き留めていた会話ダイジェスト。
「地元の方ですか?」「いえ……」(Noと答えるのが心苦しかった)
「テキレボにもいらっしゃいましたよね?」「あ、はい」(藍ちゃんのインパクトかな?)
「どっちへ行っても沼」(遠征のために鉄道で旅に出ると……)
「うちの猫もオッドアイなんですよ」「かわいいですよね!」(写真見たいとは言い出せず)
(藍の後ろに控えたゼファールを見て)「彼?」「いえ、お付きの人です」
(チラシの冒頭を見て)「2000年発足なんですね!うちのサークルもそうなんですよ!」(だが貫禄は向こうが上)
「あ、300字ポストカードラリー(のチラシ。)現物はこんな感じですよ」(これは自分から声をかけたパターン。「一冊の本」の無料配布も行っていたため)
「感想はどちらへ送れば?」「サイトの方に、あ、こちらへお願いします(メアド付き名刺を差し出し)」「僕も名刺持ってこよう」
「いつも(そのぬいぐるみ)連れて歩いてるんですか」「看板娘なので」
(チラシ内の試し読みを読んでから来て)「これの続きってこれですか?」「いえ(boring dayは)別のなんです。あれのは本作れなかったので続きはWebで」
「テキレボ(開催時間中)に来るの難しかったら飲み会だけでもいいから」
※チラシ:今回初めて作った。見開きの内側は「ストレイトロード」短編の冒頭。続きはWebで!(ごめんなさい短編集は間に合いませんでした)
何度か聞かれたのは「これ、まだありますか?」。
今回はスペースが限られているので見本以外の本は全部引っ込めていたのですが、人によってはそれが「もう見本誌か残っていない」ように見えてしまう様子。
今度は気をつけよう。勉強になりました。
時折藍ちゃんに店番を任せて他のブースを見に行ったり、初めて委託コーナーのお買い物を楽しんだり、
これまた初めての“チラシ”を配りに行ったりしていました。
#静マル
「ゼファールは店番なしって聞いたんだけどどういうわけ」
「代表が私も同行することを忘れていて名札を用意していなかったそうです」
「仕方ないわね、なら向こうで売ってる例のマフィン買ってきて」
5分後
「どうして手ぶらなの」
「残念ながら売り切れだそうです」
pic.twitter.com/d6CPUnjyF5
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月12日
フルーツソースかけて食べるマフィンはとてもおいしかったです。機嫌をなおしました pic.twitter.com/ACHlXzl38p
— Rista(静マル直参:え-05) (@Rista_Bakeya) 2017年2月12日
さて、成果ですが、試し読みしていただいた、またお持ち帰りいただいた冊数は予想を下回りました。
元々の知人やテキレボで知り合った方にはだいたい行き渡っていて、会場で初めて目にする方へのアピールが足りなかった、ということかもしれません。
ただし「成果ゼロ冊」は一つもなかったことも忘れないようにしたいところ。
前夜祭で「イベントによって出方が全然違う」と聞いてはいましたが、テキレボと比較した結果がイベントごとの傾向なのか、それとも自分の至らなさなのかは場数を踏まないと分からないんですよね。
直球勝負で宣伝できる「オリジナルで短編以上でまとまった厚みのある本」をなんとしても作らなければ。
反省を頭の中でまとめているうちに、時間が来て終了。
気がつくと昨夜の「よく知っている人」はだいたい帰っていて……一人寂しく帰ることに。
[その後]
実は、仕事を休んでいるのをいいことにもう一泊していました。
慌ただしく帰ることを避けたかったのと、実家などに土産物を買う時間が欲しかったので。
そちらの目的は果たせましたが、そろそろ復職に向けて動き出すことを考えると、次の遠征ではコンパクトな旅を心がけないといけないんでしょうね。
ついでに海を見てきました。海巡りアンソロの方も頑張らないと。
さて、今後について。
化屋は引き続き「場数」と「学び」を求めて外に出る活動を進めます。
というわけで
・4月のテキレボに出る誰かへの委託を検討中(ちょっとだけ顔出せる可能性出てきた)
・5月の文学フリマ東京にサークル参加します(これは確定)
……が次の活動になります。その後に海巡りのお披露目が来ます。
頑張れ藍ちゃん!あとゼファールも!(そしてまだ表舞台が遠そうなサイガたちも。)
「どっと疲れが出る」とはこのことなんでしょうか。
このイベントに出るために自分がどれだけエネルギーを注ぎ込んだか(≒どれだけ無茶したか)を思い知っています。
さて、忘れてしまわないうちに、活動報告をまとめます。
2回目の直接参加。懲りずに化屋月華堂の看板を掲げてきました。
○前夜まで
前回の時点で色々反省があって、リベンジすると決めてはいましたが、壁はいくつかありました。
新刊の制作に手間取っただけでなく、公式アンソロジーやキャラクターカタログ企画にも原稿を出すなどがあったので、6月以降はずっと原稿を書いていた気がします。
当然自分にできること、時間、ペースは限られているし、悪いことも重なったので、諦めたこともいろいろ。
関連企画の主催者の方にもご迷惑をおかけしました。
今回の新作は、結局3種類でした。
最初に出すと決めた『午後三時、ルージュ広場で』は当初スケジュールの1ヶ月遅れで完成し、表紙は自分で制作。
本番の前週末に本が届きました。
予定こそ乱れたもののコンセプトはぶれずに仕上がりました。
続いて恒例となったポストカード企画。
今回は主題とネタ元が異なる2種類3話を作成しました。(詳しい内容は主催側でWeb公開されますのでお楽しみに。)
第一回のときに刷りすぎて未だ大量の在庫を抱えていた状況を踏まえ、数は控えめにしました。
本当はここまでで打ち切って、宣伝は既刊メインで行くつもりでした。
でも新作本が二次創作だけでは弱い(テキレボは一次創作メインだから目立たないのでは?)と思ったのと、テキレボ公式アンソロジーに出した作品がWeb公開されたときの反応にいくつか思うところがあったので、それの「やり直し」と他の過去作品を再録したコピー本を作成することを決意。
ところがその思いつき、急に湧いたアイデアたちが、ただでさえ足りない時間を急速に削っていった。
話の中で書けなかったこの部分をもっと描いてみたいとかその他諸々の熱意もとい欲張りのおかげで、結果的にアンソロに載った話と同じぐらいのボリュームの短編がもう一本書き上がってしまいました。
こうして原稿完成がギリギリ前日。
さらにコピーを担うはずだった自宅のプリンタの調子が悪くなり、本当に「前日」に新しいプリンタを買いに行く羽目に。
当然限られた時間で刷れる数には限りがあるわけで……
疲労が溜まって、しかも寝不足、そんなよろしくない状態で当日を迎えることになりました。
○当日・準備まで
サークル参加に必要なもの、それは道具と人手。
前回(第3回)で化屋を手伝ってくれた紙箱みどさんが今回はご自分のサークルで直参されるので(ちなみにキャラクターカタログ企画主催者コンビの片割れだった)、こちらは一人。
さてどうしたものか。
散々悩んだ末、化屋を知ってはいるけど文芸には携わっていない一般人Aさんをダメ元で誘い、なんとかOKをもらえたので一緒に来てもらいました。
ただし多忙なその人が手伝えるのは午前中だけ。
値札作成などは事前に済ませ、荷物も半分ほど事前搬入で投入し、後は並べるだけという体勢で挑んだものの……肝心の「並べる」作業に手間取り、結局開始ギリギリまでかかりました。
それでも一部の作業をAさんにやってもらったから間に合ったようなもので、感謝しかないです。
一方で道具の不足、具体的には布テープとハサミを忘れてくるという失敗も。
裁縫用の糸切りハサミは持ってたんですけどね、あれで紙切るのはダメだから……
いろいろ急ごしらえながら滑り込みで設営を終えた化屋月華堂の様子です。 #テキレボ pic.twitter.com/bl8JUVr0g7
— Rista(テキレボ10/8:C-16) (@Rista_Bakeya) 2016年10月8日
○開始!
無料配布としてポストカードと折本を用意、価格はわかりやすく明示。
あとは参加者の方が足を止めてくれさえすれば、と思っていましたがその見通しは甘いものでした。
一通り見て回ってくださる方は大勢いらっしゃるのですが、なかなか立ち止まってもらえず。
さらに、魅力的な本をたくさん持ち込んでいる隣のサークルさんに立ち止まる人は多いものの、そこを見終えると急にテーブルから離れていってしまうパターンが続出。
「すぐ隣」にいるのに見向きもされないって(仕方ないし誰も悪くないと思うのですが)目撃してしまうと結構心に刺さりますね……
もちろん、ブースを見ていってくださる方、本やポストカードを手にとってくださる方もたくさんいらっしゃいました。
どういう本なのか聞かれた場面もありました。やっぱり「140文字を一年分詰め込んだ」は驚かれますね。
ただ、中をぱらぱら見る人はほとんどいませんでした。
考えられる理由があるとすれば、目を引くインパクトがあるものがない。宣伝不足。
アピールのポイントがずれているっていうことなんでしょう。
あと上の写真には入っていませんが、ポストカードは以前その企画でもらったカードケースを使い、2枚を前後に並べる形で立てて置いていました。
ところがこれがやや失敗。
テーブルのすぐ前に立ってから見下ろすという目線だとカードの表面が見えにくかったようで、片方しか手に取らない方が続出していました。
自分の方に引き込むことを考えず「ポストカードラリーの宣伝」をして2枚とも持っていってもらう、という手を何度使ったことか。
横移動してくるなどして、テーブルの縁ギリギリのところに立っている人には、縦置きよりは平積みのほうが手にとってもらいやすいみたいですね。
Aさんは約束通り前半でお手伝い終了。午後は一人で奮闘。
途中でサプライズ的にやってきたカフェパ常連客Bさんに店番をお願いする一幕も。
ほぼ座って待つだけ、ひっきりなしに人が来る瞬間などゼロだというのに、この時点でだいぶ消耗してましたね……
買い物?ほとんどできなかったです。多分第1回テキレボよりも買ってないはず。
自分のが載っている公式アンソロジーもせっかくなら紙媒体で欲しかったのですが、本部へ行ってみると「受取?えっわからない」的な反応をされたので出直しを決め。
後でもう一度行ったときには「残り4冊」に対して4人が列をなしている状況。
……はい、ギリギリアウトでした。主催から名指しでゴメンナサイされるとは思いませんでした。
○後片付け~懇親会~打ち上げ
撤収作業は一人で頑張りました。
本の束は重いので宅配便に回したのですが、ここでも布テープを忘れたことが響いて、人から借りて乗り切りました。
その際に結果を数える。
ポストカードは1種だけ完配。他は300字企画の継続頒布に回しました。
折本「kilometre zero」も積極的に渡していったことが功を奏し、30部ぐらい持っていって手元に残ったのは1部だけ!
肝心の本の方は完売とまでいかなかったものの、既刊含めた4種すべてが複数冊旅立ってくれました。
そして一番売れたのは……急遽作ったコピー本『死神娘と片眼鏡猫』でした。
不思議なものです。100円の方が手に取りやすかったのか、それとも副題の「詰め合わせ」が効いたのか。
懇親会はあんまり覚えてないです。来場者数の記録更新があったことは聞きました。
打ち上げは一次会までの参加でした。
テキレボ会場から80名超の集団が浅草の観光地を横断して打ち上げ会場を目指したのですが、大行列がぞろぞろ移動する光景を沿道の人々はどう思ったでしょう。
「人数多っ!」「何の団体だろう」とか考えたかな。ツアー客の移動としては時間遅すぎるし。
会は楽しいものでした。話も盛り上がりましたし、ネタにも事欠かないし。
つい自分のことを喋りすぎてしまう悪い癖があるので「ここは邪魔しない、我慢して、話を聞こう……」と心に言い聞かせていた場面もありましたが。
おかげで聞けた良い話や良い情報もたくさんあったので、セルフ反省会はあってもフラストレーションにはならなかったです。
あと、いろんな人が名刺やポストカードや無料配布冊子を同席者にどんどん配っていたことにショックを受けました。
自分もポストカードの余りや名刺を配ったけど!やっぱり冊子は羨ましい!
作品を知ってもらうには読んでもらうしかないわけで、その場で読めるって、やっぱり強い。
○今後
何度か予告した通り、しばらくは休養します。
いろいろ刺激を受けたので次への意欲は充分にあるのですが、昨日今日は軽く伸びをしただけでめまいを起こして倒れかけるレベルの弱りっぷりなので、すぐ始動するのはたぶん無理です。
心身共に回復したら次を(まずは書きかけのものから)書き始めると思います。
次回のテキレボ5は来年4月1日とのこと。自分はスケジュールの都合上恐らく
・直参:絶望的
・一般参加:厳しい
・ポストカードだけ委託:なくはないが期待はできない
・エア参加:一番可能性高いけどこれも怪しい
だと思います。
その代わりと言ってはなんですが、他の地方のイベントに藍ちゃんを連れて行ってみようかな、と考えています。
自分の作ったものがどこまで通用するか試してみたくもあるし。
今の自分には人と関わる経験を積む場が何より必要なものではあるし。
何より、まだ知らない世界を見てみたいし。
候補は複数あって、検討中。でも今の疲れた頭では良い判断ができそうにないので、もうちょっと待ちます。
さらにそれとは別に『~ルージュ広場で』をどこかへ持ち込むことも検討中。
二次創作の中でもテーマがテーマゆえ通販行きが難しいようなので、これもイベント参加を通じて、興味を持ってくれる人がいたら届けたい。
でも小説本を持ち込んでも浮かないイベントとか方法とかって、あるのか……?
一方、前述のコピー本で来年の予定をいくつか宣言してしまったので、多分それに重点を置いて動く時期は来ます。
「来年出します」と名指ししたテーマ3冊分をここでも一応紹介すると、以下の通り。
・ルート140の2巻:上半期に予定(表紙さえ作れれば出せるから)
・ストレイトロード短編集:年内目標(掌編より長いものを詰めてもうちょっと分厚い本を出したい)
・DROPOUT紙媒体版:下半期に1巻を出したい
最後のは長編なんですが、単なるWeb掲載分のまとめにはせず、一気読みしやすいよう再構成するつもりなので時期は遅めに設定しています。
一度完結させた作品(全24章を4年がかりで)のリライト版なので筋書きは決まっているとはいえ、途中で放り出さない代わりにちまちまじゃないと作れないのが自分の傾向なので、長い時間と相当な労力がかかるとは思います。
でも絶対に作ります。
「DROPOUT」を本にする計画は「ストレイトロード」が生まれる以前からずっとあった、永年の悲願なのです。
頑張るよ……
最後に。
前述のAさん、Bさんもテキレボを楽しんでくれたようです。
出店する側だけのイベントではなく、見て回る方も楽しめるものであったこと、自分の参加によって彼らが来るきっかけを作れたことは、本当に良かったと思います。
初めてオフラインの世界で堂々と『化屋月華堂』の看板を掲げてきました。
3回目を数えるテキレボことText-Revolutions。
「一般参加→直参サークルに委託しつつ手伝う参加」と来ていた自分が、ついに「→自サークルで直接参加」を果たしました。
テキレボを選んだ理由は、まだ歴史が浅いので小規模、しかも暗黙のルール的なものが完成してない状態、そういう空気がハードルを高く感じさせなかったからです。
(いきなり大規模な即売会に飛び込む勇気はなかった。そして行ったことのないイベントは空気分からないから肌に合うかわからない。)
しかし何しろこの手のイベントは初参加。やったことない挑戦ばかり。案の定、悩みまくる一日となりました。
ここ最近はずっと朝晩が慌ただしくて、寝坊したわけでもないのに出発が遅れ。さらに乗り継ぎルートの選択を誤り。
会場に到着した時には既にサークル入場始まってました。
早く来るとか無理だった。おそらく自分には設営の手伝いができる日など来ないでしょう。
っていうか素直に一番楽なコース選んでおけば……というのが反省一つ目。
会場手前で紙箱みどさん(まよなかラボラトリー)と合流。
当初このテキレボ3への参加は難しいとみられ、自身の作品は公式委託に置いていたはずなのに、いろいろあって結局化屋と300字企画を手伝うこととなったみどさん。
本当、何があるかわからない。
でもみどさんがいなかったら開始までに設営の9割方を終えるなんて不可能でした。
一部の作業を丸投げしても快く引き受けてくれて。ポストカードをラリー本部(目の前だった)に届けなくていいのかと指摘してくれて。
何から何まで本当に有難うございます、助かりました。
そうして迎えた11時。
前のエントリで紹介したストレイトロード関連の各種
・ツイッター上の活動のまとめ本「ルート140 (1)」
・140字で描いた後の実践「a boring day」
・折本再配布「kilometre zero」
・ポストカード企画参加の「届く」&前回分
・委託作品「ブルーゲイルが鳴らす鈴」(まよなかラボラトリー)
に加え、
・委託作品2「さくら的ペーパーエンベロープ」(同上)
・ポストカード2枚目「未来の私へ」(これはRistaの)
も並べた結果、テーブルの上はこうなりました。
化屋は少しずつ装いが変わるブースです。
藍ちゃんと一緒にお待ちしています。 pic.twitter.com/29SYzZixv4
— Rista (@Rista_Bakeya) 2016年3月21日
(画像が荒くて文字が読みにくいですが、スマホからアップする際にサイズを小さくしたためです。なんとなく雰囲気だけ感じてください。)
画面右上は先月の名古屋オフの際に買ったブラックボードです。
キャラものの割にはしっかり使いやすいつくりで、当初はここにお品書きをと考えていたんですが、上記の通り品数が多かったので収まりきらないことが判明。
結局各品の値段はカードに記入することになりました。
が、これを当日に記入したのは失敗だった。次への反省その二。
その隣が、急遽前日に作って印刷したお品書き。
メインの頒布物であるストレイトロードに的を絞り、「ルート140」収録作から抜粋した見本文章でアピールするというもの。
後から思ったんですがこれ、中身をアピールするのなら、会場内数カ所にあったポスター置き場に貼ってくればよかったのかな?
(拡大画像)
#Twitter10周年だから青い画像を載せる
呼んだ? pic.twitter.com/KI6JLB1puW
— Rista (@Rista_Bakeya) 2016年3月22日
一緒に映っているぬいぐるみは、ツイッター見てる方なら何度か写真を目にしたかと思います。
中央に置かれた新刊「ルート140 (1)」の表紙撮影で実際に使用したものです。
掌編1本書けたかもしれない年末の半月ほどをつぎ込んで自力で縫い上げた藍ちゃんドール。はい、ランちゃんです。
他の即売会よりちょっと広いと言われるブース内でうっかり発生させた隙間をきっちり埋めて、売り手側の手元の目隠しに貢献してくれました。
ちなみに他にもいろいろ作りました。ポストカードを立てて取りやすくするスタンドとか(お菓子の箱を再利用している)。
名刺&スタンプラリー用の「ばけ」スタンプとか(いわゆる消しゴムはんこです。キャラ製作者である相方の許可をもらったうえで自作しました)。
……こんな感じで、とりあえず見た目だけはそれっぽく仕上げました。
しかし何度も言いますが初参加です。ここからが問題だった。
来る人来る人みんなが素通り。
「少女小説ラリー」のスタンプを集めに来る人がいたり(スタンプ帳持ってる人にこっちから声かけたりもした)、
ポストカード企画のだけ集めていく人もいたり(気づいてない人に声かけて趣旨説明してラリー本部(※真向かい)へ誘導したりもした)、
企画絡みのことはいろいろできたんですけどね。
肝心の本を、気に入ってもらえるどころかパラ読みする人すらほとんどいませんでした。
前回みどさんのブースで店番した際に、いわゆる呼びこみというか声掛けを積極的にやったもののかえって足早に行かれてしまう、という経験があり。
今回は来る人をびっくりさせないよう「誘い込む」ことはできるだけしないようにしていたんですが、やっぱりそれじゃダメみたいです。
そんなわけで、午前中は折本の追加分を折ったり周囲の様子を見たりして待ち。
あるいはみどさんに店番をお願いして会場内を一通り巡回し。
お昼を回ってからは、持参したおやつで空腹を紛らわせつつ、何かできないだろうかと考えていましたね。
暇というかなんというか。暇でした。向かいや両隣に立ち寄る人がちらちらいるだけに、余計に暇さが際立つのですよ。
そんなとき、途中何度かあった、舞台上の朗読企画がありがたかった。
視線をやらずに声だけ聞いていても問題ないので、待ちぼうけ状態の店番をしながらでも楽しめたんですよね。
全部集中してがっつり聞いてるわけにもいかないので断片的にしか記憶には残らないんですが、後でちゃんと読んでみようとは思いました。
午後になってからカフェパやツイッターで交流のある方が何名か訪問してくださいまして、多少は話せたし、本も売れたのですが。
後半はみどさんが前述の企画の手伝いに行っていたために、ほぼ完全ひとりぼっちで乗り切ることに。
(目の前だから何かあれば呼びつけられると思った?いややっぱりお客いる前じゃ図々しすぎでしょう)
自分のところを守るのが精一杯で、本を「探して」買うことがあんまりできなかったのは、少々痛手ではあったけど。
結局はその遠慮がちな買い物よりも化屋の成果の方が少なかった!笑えないね!
“サークル”としてはまだまだ未熟で無名の化屋。
結果としては持ち込んだ本の半分以上が残ったまま送り返されることになったのですが、一応、上記の中で「誰も手を付けなかった本」はありませんでした。
それだけでも本当にありがたい。
会場の片付けが終わり、その場で参加者が集まっての懇親会へ移行。さらに別会場へ移動しての打ち上げへ。
ここで自分は少々おかしな行動に出ます。
それは、前述の「藍ちゃん」を袋から出した状態で連れ歩くこと。
いい年した大人がぬいぐるみ抱えてうろうろしてるってどうなんだ、と我ながら思うのですが。
ただこうも考えていました。
本の在庫がある以上、またこういうイベントに出るチャンスはあるわけで。
あとオフラインに出て行った理由の一つが「ツイッター上で知ってる名前」に留めないレベルの「知ってる人」を増やしたかったというのもあったわけで。
それでも自分のように人の顔と名前を覚えるのが苦手な人もいるだろうし、普通に喋っているだけならそんなに印象残らないだろうし。
何より何喋っていいのかわからないから取っ掛かりが必要だった。
そう。自分自身のことは忘れていいからぬいぐるみの存在だけ人の記憶に刻んでこようとしたのです。
結果はどうだったんでしょうね。
「可愛い!」「(触ったら堅いかと思ってたら)うそ、柔らかい!」「写真撮らせて!」
というようにぬいぐるみそのものは好評でした。
作り方を聞かれて説明するという、大学の研究発表以来になる場面まで生まれましたし。
でも一方で、自分自身、思ったよりは色々と喋りましたね。人と。会場内も含めて名刺配り歩いたりもしたし。
自分では「あのひとと出会った、話をした」はおおよそ覚えていて、ただし姿と名前とサークルが結びついてない節もあるので、後で頒布物を手がかりに思い出すことにします。
打ち上げは一次会のみ、まっすぐ帰宅後はそのまま気の抜けない日常へ戻っていって。
でも「二度と関わりたくない世界」でないことは、確かです。
楽しかったから。
居心地が良かったから。
あのイベントに関わったすべての皆様、改めてお疲れ様でした。
特に配布物や頒布物をお持ち帰りいただいた皆様、本当にありがとうございました。
化屋の今後の活動については、引き続きオンラインでルート140とDROPOUTとカフェパを続けるほかは、不明となっております。
残った本の行き先探しはいずれまたやりたいですが、テキレボだけで出し続けるというつもりはないです。視野は広く持ちたい。
でもわけあって自家通販はできないのです。
(カフェパのオフ会に参加される方に限り、事前にお知らせいただければ持参します。)
こうするといい、ここならいいんじゃないか、そんな情報の断片でもご存知のかた。いらっしゃいましたらこっそり教えてくださると幸いです。
*Material by *MARIA * Photo by photolibrary * Template by tsukika
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一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。
ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
あなたは大丈夫ですか?