連休の分を翌日とかに書かないまま放置してきたので、全部まとめてここで活動報告です。
(1)5/4「HUB a Good D!」
どこまで大文字で何が小文字か見失う人、どうせ見えないからそっと挙手してください。はい下ろして。
……えー、2019年以来となる同人誌即売飲み会@秋葉原駅近くのHUB系列店「82 AKIBA TOLIM」、参加してきました。
イベント自体の詳細はすでにもっと詳しいレポがありますのでそちらを御覧ください。
というか藍ちゃんがヘッダーとサムネイルに堂々登場してます。絵文字ピープルに負けてない。
夕方のイベントだったのですが、余裕があったので早めに家を出て、少し寄り道をしました。
後述の2つに持参した差し入れをこのときまとめて購入しています。
この時点でだいぶ歩き回ったのに、到着はなんと開始1時間前(あまりにも早すぎる)。さすがに会場準備の準備さえできてないのでいったん引き返し、周辺を散歩して暇つぶし。
戻ってきたのが開始30分前(だから早すぎるって)。この時点で数人来てまして、そろそろ主催者さんの動きが追いつかないかなあと思ったので、声をかけました。
「なにか手伝いましょうか?」
……なかば押しかける感じで、参加者の列形成とかシール配りの準備とか、引き受けました。
完全予約制、事前申込した人はQRコードを主催者さんに見せる必要があったので用意を呼びかけたり。
事情を知らず店を訪れた方々に「2時間ほど貸し切りなんですよ~」と事情を説明したり(これは開始後もちょこちょこやってました。野球中継見に来たおじさん、困惑させてごめんなさい)。
開始の「乾杯」のあと、化屋は後半グループなので前半の時間は自由行動。
買い物して回ったり、前述のレポの取材を横から眺めたり、ドリンク飲んだり、遅れて来た方を主催者さんのところに案内したり。
そこそこ回ったのでガチャ2回回したら、2回めで一等賞をゲット!
「感想をどうぞ!」「……人助けはするものですね!」
後半は出店。テーブルを訪れた人や両脇の方々とのんびり話す。ぶっちゃけカンパイリミテッドしか売れなかった!乾杯だけに!
衣装のチョイスは上記の理由でしたが「夜会モード」って言われました。まあ間違ってない!#HUBaGoodD 関係各位 お疲れ様でした!参加中は設営写真どころかTwitter一切見てませんでした。イベントとしての時間が短いからか、慌ただしくも濃密な時間!皆様ありがとうございました。
画像は本日の藍ちゃんダイジェスト。みどりの日なので緑のドレス出してきました。明日のコミティアは別衣装! pic.twitter.com/99KCD7F9E2
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 4, 2023
(2)5/5「コミティア(COMITIA144)」
手元の資料によると東京のコミティア参加は2018年以来とのこと。その後に名古屋と関西は出たのですが2019年でストップ。
文学フリマに比べて頒布が振るわないことが理由でしたが、イベント続々復活の流れの中で改めて検討した結果、「コミティアでしか会えない人もいるよね」ということで久々に出ました。
少し余裕を持って到着し、余裕を持って設営を完了し、あとは開始前のサークルチェックと見本誌回収を待つだけ……なのに、待てど暮らせど来ない。
このままでは始まってしまう!
三ブース両隣の中で最初にしびれを切らしたRista、思い切って目の前を通りかかったスタッフさんに声をかけて事情を説明しました。
調べていただいた結果、ちょっとした手違いがあったようで、一列まるごとチェックを飛ばされていたことが判明。改めて駆けつけたスタッフさんに見本誌を渡すことができました。
疑問に思ったら言う。声をかける。大事ですね!
さて、1月の文学フリマ京都レポにて、展示棚に使っていた折りたたみラックが壊れたという話をしていました。
100均で買ったもので、2019年の静マルから使っていました。寿命でしょうかね。
しかし平面積みに戻すには作品の数が多い、もっと前に使っていた壁面タイプは倒れそうで怖い、同じものを買うのもちょっと面白くないし今後の展開考えると……
そんなわけで、棚を新調しました。
ひと目でわかった方もいるかと思います。しまや出版様のダンボール棚です。『三〇〇ピース』を発注したときに目をつけ、後日取り寄せました。#コミティア144 #COMITIA144
設営写真にどうしても後ろの方々が映り込むので掲示ごとトリミングしたら藍ちゃん占有率が上昇した化屋月華堂ブースです。もうすぐ開始、楽しみですね。
2枚目は毎回イベントに同行はするけど座席も名札もない保護者。 pic.twitter.com/AwMz67cyxg
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 5, 2023
結局3段フルに使って、1月までとあまり変わらない設営スタイルにまとめました。
一方、いつも即売会には連れてくるけれど、バッグの中や棚の裏でお留守番が多いぬいぐるみ3号(ゼファールさん)。
今回から「お品書きの裏」にスペースを作ることにしました。首ではなく脇の下をぬい撮り用アームで支えています。
藍ちゃんはいつも通り本の隣に座ります。こどもの日らしいものが思いつかなかったので、前に作ったセーラー服を。
そして以前に桂瀬さんから購入したダンボール製のスタンドを簡易チェアにしてみました。
途中の一時離席では本の購入や顔見知りサークルさんへの差し入れなどの他、どうしてもやりたいことがひとつ。(想定された使い方ではないと思いますがこんな一例を) https://t.co/RINrJIpCFi pic.twitter.com/veKG5jwphx
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 5, 2023
「藍ちゃんのセーラー服の胸元が寂しいので、可愛いブローチで飾りたい」
コミティアは漫画や文芸の他にグッズ(立体造形物やアクセサリーなど)中心のエリアがあります。そこでもしかしたら良い出会いが、と思ったわけです。
目的は、端的に言えば、達成できませんでした。
しかし良いものを手に入れました。新しいリボン!それも2個セット!ツインテールにぴったりのアイテム!
コサージュや指輪などもあって迷いに迷い。そろそろ自分のブースに戻らないと、という焦りも芽生え。ぬいぐるみのために買うってどうなんだとの思いもあり。
おかげでロリィタファッションが可愛らしい出店者さんのお顔をまともに見られない、ずっと商品か藍ちゃんの頭を見ながら会話そして会計という、コミュ障全力全開の振る舞いを通してしまいました。
それでもあたたかく優しく接していただいて……感謝しかありません……(咽び泣く)
ブースに戻って装着してから思いました。Amber Snow様 @AmberSnow_tw で購入したリボンを早速つけてご満悦の藍ちゃんです。
これに釣り合うドレスのデザイン考えないと……ていうかその前に自分の作品……#コミティア144 pic.twitter.com/IzMlNtdFf8
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 5, 2023
「the first junctionの表紙で藍ちゃんがつけてるリボンに似てないか?」
一方でこうも思いました。
「もっとふんわりかわいいドレスじゃないと釣り合いが取れないよね?」
仕立てるのはいつになるやら!
そして自分の成果ですが、カンパイリミテッド以外も何冊か出ました。
コミティア参加記録の中では大健闘かも!
(3)5/21「文学フリマ東京36」
先週末。前2つより多くの「文芸」が集まるイベントが開かれ、入場者数の記録を大幅に更新する大盛況となりました。
コミティアで化屋の両隣だった方々のブースを眺めていて思ったこと。
「やっぱり無配あったほうがいいんじゃないかな……」
悩んだ末、イベント一週間前に作り始めました。ご挨拶と試し読み、A4を二つ折りにして4ページのリーフレットを。
本文の一部を抜粋するタイプは一作品に絞る、またはおとなしくページ増やして「冊子」にするしかなくなるので、作品の雰囲気や文体を知ってもらうための「300字SS」を複数入れることにして。
日課の140文字練習のように自分でお題を決めようかとも思いましたがうまくまとまらないので、診断メーカーを使ってテーマを決定し。
仕事で凹むことをたくさん抱えながらも気分転換のつもりで3作品を書き上げ。
実家のプリンターで試し刷りをしたら「最初の5センチくらいだけ印刷してあとは白紙」になって頭を抱え。
やむなく知り合いの印刷所(過去に化屋レポートやチラシなども作ってもらった)に助けを求めて……無事、間に合いました。
白い棚に化屋ロゴが加わっています。#文学フリマ東京36 開始しました。
こちらはなんとか設営間に合った化屋の様子です。先日のコミティアとの違いは無配があること。#文学フリマ東京 pic.twitter.com/E3qZv0BG78
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 21, 2023
コミティアのとき部品の上下や選択に迷ったことを踏まえ、何箇所かにシールを貼り、化屋月華堂のものだと主張しつつ「ばけ」の向きで組み立て方がわかるようにしました。
当日のハイライトはなんといってもお隣さん。
見本誌のスタンドに初心者マーク貼ってた「文学フリマ初参加」さん……なのに、なんか化屋と比べ物にならないくらい人が足を止める。一冊くださいって言う。ブログの読者さんが訪ねてくるのはわかるけど絶対一見さんもいっぱいいる。
人を引きつけるのは表紙なのか、そこに座っている作者さんの笑顔なのか。見ていてもわからない。
え?ビギナーズラックってこんなんだっけ??自分のときこんなじゃなかったよ???
で、その方、なんか結構頻繁に話しかけてくださいまして。
親族の方(参加すると聞いてわざわざ来てくださっていた!)からの差し入れも何故かおすそ分けされ。
自分は質問に答えたりちょっとフォローしたりすっとぼけたこと話したりして。
よかったんだろうか。あんなんでよかったんだろうか。
終始「部活もの漫画の一話で入部した主人公を案内して回って、後半に主人公パワーを見せつけられて唖然とする先輩」の気分でした。伝わるかなこれ。
コミティアに比べるとあんまり振るわない感じでしたが、良かったことは2つ。#文学フリマ東京36 無事終了、そして撤収。皆様ありがとうございました。
幸せをシェアしよう。
次は……札幌へ! pic.twitter.com/uG798hAGPQ
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 21, 2023
1.ルート140の1巻がついに完売。
厳密にはちょっとだけ残っていますが、10巻出したときコンプリートセットを作ろうと思ったので、単体売りはやめることにしました。再販予定はありません。
初めて「印刷所に発注した」本であり、最初期のよくわからない時期に作ったせいで在庫がそれなりにたくさんあったのを、ようやくここまで持ってきました。
2.無料配布リーフレットを配りきった。
ちょっとでも足を止めた人に差し出す方式で、イベント終了間際にようやく、手持ちゼロになりました。
前はチラシでさえ余らせて持って帰ってたのに!成長したって言っていいんですかね!
ところで藍ちゃんが持っているのは、顔見知りサークル様(全部ではないです、うっかり飛ばしてしまったり不在ですれ違いだったりした方もいました)へ差し入れとして渡してきたものです。
中身が「普通バラバラの状態では配らない」「そのまま渡すと持ち帰るとき潰したり折ったりする可能性がある」ものだったため、ちょうどそれが収まるサイズの袋を数日前に購入し、プレゼント袋として前日に装飾しました。
買ったのがご祝儀袋だったため「のし」でもつけようかと思ったのですがそんな画力はないので(化屋ロゴの「ばけ」はあくまで相方のキャラであってRistaはきれいに描けない)、とりあえず「祝」や「寿」みたいなカタいフレーズでないものを置くことにして、考えたり調べたりして落ち着いたのが「しあわせのおすそわけ」。
これを大量に印字して、縮小した化屋ロゴと一緒に貼り付けました。前日に。ちまちまと。
ちなみに誰も気に留めてないかと思いますが、袋の口をとめていた白いシールもちょっとした工夫がありました。
別の用途に使ったシール紙(印刷した部分を切り抜いたあとの端っこ)をフリーハンドで切り抜いて、いろんな形を作っていました。その場の思いつきで題材を決めたので同じ形はありません。
受け取られた方からいただいた声が嬉しかったです。それこそ作品を褒められたときと同じくらい!
やっぱりRistaは売れたくて書いてるわけではなく、アイデアを喜んでもらいたくて作る人。いつまでたっても「見て見て」をしたい人なんだな、と実感しました。
もちろん本の感想はいつでも歓迎ですけどね!
次回の化屋月華堂イベント参加は7月の文学フリマ札幌で確定しています。
北海道上陸自体が初めて。今までで一番北の旅行先は仙台だったところを大幅に更新します。
その次は……決まりましたら、またサイトのトップページに書きます!
この「7」は日本語読み「なな」です。セブンではない。ご存知でしたか?
さて、ほとんどアピールしていませんでしたが、化屋月華堂としては初の京都参加でした。(Rista個人としては3回目ですが自分で計画立てたものとしては初)
去年のように広島へ行く案もあったのですが、他ジャンルの気になる動きと予定がかぶりそうだったこと、毎年同じではなく少しずつ違った挑戦やアピールをしてみようということで、今回は1月スタートとなりました。
例によって前日入り。今回は陸路が普通に使えたので余裕の昼前到着。一日乗車券という心強い味方をゲットし、大きな荷物は一旦預けて、藍ちゃんと一緒に京都観光です。
見て回った主なポイントは京都駅ビル(大階段)、二条城(初めて行く即売会の地では何故か毎回城に行っている)、三条大橋~鴨川~祇園あたり。
アーケード街を歩いていたらふっと目に入る重要事件の石碑。歴史というか人々の思い入れの形が強すぎる。そんな土地でした。
そして雨に遭わなくて本当に良かったです。
宿泊先に入ってベッドに倒れ込んだときには日が暮れておりました。
しかしすぐには眠れなかった。新幹線の中で進めていたポケモン(バイオレット)が終盤も終盤、いいところで中断していたことがどうしても気になっておりまして。
手を出しました。
ラスボスを巡る衝撃と無駄に夜更かしした代償によってなかなか寝つけませんでした。
エンドロールで寝落ちしなかっただけマシだったかな……
閑話休題。
迎えた翌朝が本番、肝心の文学フリマ。
持参した荷物を全部抱えて会場に向かい、なんとか出店者入場列が形成されているときに到着しました。
とても1泊旅行には見えない荷物の半分はここに持ち込む本と什器類。昨年までは宅配搬入を使っていたのですが、往復した段ボール箱を捨てざるをえない状態が何度か続いたので、いっそ直前に準備して自力で持っていこうと考えを変えた結果がこれでした。
(ただし新刊は受取日の都合で会場搬入にしてもらっていました)
でもよかったのはここまで。
・誤算1、宿を出るのが少し遅れたために会場内の水分補給用の準備が不十分。
油断すると水分不足になりがちで頭痛の原因にもなる、そして一人参加サークルでは頻繁に席を離れられないから、もう少し足しておこうと思ったのに。
事前準備のペットボトル1本で夕方まで乗り切ったことに胸を張ってはいけない。
・誤算2、荷物を開けてみたら折り畳み棚の足が折れて使い物にならなくなっていた。
原因はおそらく梱包・搬送時に変な方向から圧迫されたこと。100均のアイテムだからまあ仕方ないといえばそうなんですが。
展示見本に高さを持たせるための棚をひとつ下げたので、本の並べ方と見せ方は変更を余儀なくされました。
本当は藍ちゃんの左隣、立てて置けるスペースがもう一段あったはずなのです。#文学フリマ京都 始まりました。
こちらは誤算に次ぐ誤算を乗り越えギリギリで設営できた化屋の様子です。
画像を用意したはいいけど後ろの人を覆うために新刊が一部隠れてしまったのをカバーできないくらいギリギリです。 pic.twitter.com/NZ14apI9WR
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) January 15, 2023
「ルート140」の見せ方が課題だと思っていて、今回は横一列に並べています。
初見の方が2巻以降を手に取ることは少なく、リピートで買いに来られる方も(新刊指定以外は)実のところほとんどいません。後述しますが続編ものを買うときにぶつかる壁もあるのかも。
ゼロじゃない事実に救われているからやめずにいるシリーズですが、このままのやり方で続けても在庫が増えるだけなので、すでに作れる9をどうするかは悩んでいます。
・誤算3、コインケースも壊れた。
釣銭用として毎回持参しているコインケース、硬貨の種類でわけて入れていたうちのひとつが派手に割れました。更に別の袋に入れておく二重構造でなければ小銭を床にぶちまけているところでした。怖すぎる。
2と共通するのは事前に予兆を発見した段階で買い替えを検討すべき壊れ方で、それを怠ったところ。確認は大事ですね。
・誤算4、昨年秋に通販を終了していた。
長編「DROPOUT」に興味を持ってくださった方がいたのですが、1巻を読んだあと2巻が欲しくなった場合のことを考えたのか、「通販はありますか?」と尋ねられました。
ここで「あります」もしくは「イベント終了後に開けます」と宣言してしまえばよかったところを、疲れ切っていた自分は正直に「去年まではあったんですけどお休み中で……」と言ってしまい。
そのときは名刺をお渡しするだけになってしまいました。
模範解答に気づいてからしばらくの間、「これが機会損失っていうんじゃねえのか!?ええ!?」と脳内でサイガに首根っこ掴まれて揺さぶられてました。
やっぱり通販置いてほしいという方、いましたらこそっと教えて下さい。新刊とか出します。
・誤算5、新刊の帯(急ごしらえ)の出来が悪すぎた。
いつもの表紙絵転用タイプを作る時間がないからって白い紙にアピール文と値段だけ印刷して仮帯にしたら余計地味な本に見えてきた!
データ作った段階では悪くないって思ったはずなのに……
・誤算6、人通りが途絶える時間がそんなになくてうかつに席を外せない。
今回は自分のための本をほとんど買えませんでした。あいさつ回りも最低限。
余裕ないのはきっと他の人達も同じで、ほとんど足を止めずに通り過ぎる出店者を多く見かけました。
顔知っている相互フォロワーの方がこちらに気づかず素通りされるのを見てしまうと、思考に若干悪い癖が混ざるからそんなに良くない。
次にどこか行くときは隣接か店番頼もうかな……いや誰に……?(これも悪い癖)
・ちょっとよかったこと1、新刊は出てくれた。
300字SSを書いていらっしゃるという方がまとめ本をお求めとか、藍ちゃんファンの方が来てくださったとか。ありがとうございます。やっぱり新刊を作り続けるのって効くんですね。
・ちょっとよかったこと2、短い話は強い。
カンパイリミテッドは「お手軽に読めるのはこれですよ」と声をかけたら動きました。
・ちょっとよかったこと3、お隣のサークルが強い。
人目を引きまくっていた絵&キャッチコピーのポスターは大変参考になり……うん、自分こんなの作れない……
愚痴はさておき、雑談中に聞こえた一言
「ここにいる人みんな小説読むのが好きなんだなって思うと(嬉しい)」
首を傷めそうになるほどうなずくの自分だけじゃないと思いたい。
そんなわけで、サークルの成果としてはいまひとつの部類ですが、次の創作頑張ろうというエネルギーだけはたくさんもらえました。
あと和装体験の人達が羨ましかったので、次に京都へ行く気になったときには着物を用意しようと思います。藍ちゃんに。
(自分?最近お決まりの勝負服があるのでもうそれでいいです)
次回は未定ですが、できればまた未参加のイベントがいいなと思ってます。岩手か札幌か。
でも東京の文フリも気になってます(何故かいつもそう思うのは春先。だから春ばかり出て秋は……になる)。
そういえばコミティアという手もありますね。違うタイプの人に会える場所。さてどうする?
で、今年こそはDROPOUTの3を出したいので、パルデア関係の用事が終わったらそっちを頑張ります。今度こそですよ!
といっても報告できることはあまり多くないです。
何しろ今年前半のファイル更新履歴をたどれなくなってしまったので、ほとんど記憶に頼って書き出します。
<冬>
1月時点では昨年の反省を踏まえつつイベントの準備をしていました。この時点で2月の文学フリマ広島にエントリーしていたからです。
しかし例の感染症の影響により開催延期が決定。
昨年の「中止」よりはマシではあるものの、不安を覚えながら、モチベーションの維持に努めました。
2月後半には体調を崩すなどしたので原稿はあまり進まず。
<春>
4月、文学フリマ広島へ参加。丸2年ぶりの即売会直接参加となりました。
昨年秋の新刊『カンパイリミテッド』が多少目立った程度。
5月は続けて文学フリマ東京に出ました。
規模が大きすぎて荒波に流されている感じがすごかったなあ、と思い返して気づいたのは、同じく大規模なはずのコミティアとの印象の違い。
天井が低いというだけであんなにも密度を濃く感じるとは……
<夏>
6月以降は長編小説「DROPOUT」3巻の原稿に集中。
去年もこんなこと書いてた?その通り。「ストレイトロード」を一旦諦め長編に集中してみたものの、ひとつの場面の文章がまとまらずに行ったり来たりしていた時期が何度かあり、8月にようやく折り返し地点を過ぎました。
ところでRistaは小説を書き始めてから長らくノートと鉛筆が主力だったのですが、本を作るようになってから次第にWordへ直接打ち込む形がメインになりました。
(プロットや内容の整理などは今もアナログでやりますが、メモはスマホ活用も増えてます)
そんな中で8月、長いこと使っていたノートパソコンに問題が発生。OSのサポート期間も切れるしそろそろ寿命だろうと考え、買い替えを敢行しました。
ほとんどのデータは無事に移行できましたが、入力履歴を持っていけなかったことで、原稿を再開したときちょっとだけ苦労しました。
でも画像の加工はしやすいし、安定性も今のところ問題なし。高い買い物したんです、元が取れるほどには使い倒さなければ!
<秋>
9月に文学フリマ大阪へ参加。今気づいたのですが参加レポート書いてなかったですね。
大阪には関西コミティアで一度お邪魔していますが、文フリの方はライブと日程かぶったりイベントどころじゃなかったりでなかなか参加できず、ようやくの出店となりました。
相変わらず新刊なし、代わり映えなし、しいて言えば関西では久々なのでお初の方もいるかなぁと思った程度で。
一方、お隣のブースで山積みになった新刊はどんどん減っていって、次々と名指しで買われていって……ちょっと怖いくらいのペースを目にして「無理、勝てない」と思いました。本当に。
上下で切り離せる本、中身を見てみたかったけど、それすら言い出せませんでした。
良いこともあります。ここでもカンパイリミテッドは評価してもらえましたし、東京や広島ではなかなかお会いできない方との再会もいくつかありました。
そうそう、前述の広島でご一緒した新島みのるさんとも再会しております。手を振れる位置関係っていいですね。
個人的にこの回のハイライトは「着く前」でした。
自宅から全体設営までに会場へ着けない場合は前泊にしているのですが、このイベントの前日に列島を悪天候が横断。朝から新幹線が全線ストップという予想外の事態に直面しました。
出発直前まで悩みましたが、幸い飛行機の席を取れたので急ぎ移動。藍ちゃんはついに空を飛びました。
しかし急だったので昼過ぎのフライトになり、情報収集も半端なので乗り継ぎ失敗などもして……宿泊先に到着したのは当初の予定より遅い時間。
同じく昼過ぎに運転再開したけれど混雑しまくったであろう陸路とどっちが早かったんでしょうね。なんともいえない疲労感の中でイベントを迎えておりました。よく居眠りしなかったね!
(観光?しましたよ、少しだけ。)
<そして冬へ>
10月、約1年にわたり参加してきた定期更新ゲーム『零錆戦線』が最終回を迎えました。
キルシェおつかれさま。
TwitterのTLで見ている方々はキャラクター同士の関係性を築き上げ、大きな物語を描き、果てはまとめ本や合同誌まで出してしまうのですが、さすがにそこまで深く作り込むことはできませんでした。
やっぱり自分の創作スタイルは「物語が主でキャラクターはその次」のタイプみたいです。
化屋月華堂としては次回のイベントを「文学フリマ京都」に決定。
11月初旬に「Twitter300字ss」企画さんも最終回を迎えたことを受け、それまでに企画あわせで書いてきた作品をまとめた本を作ることにしました。
一方、二次創作サイト方面の都合で11月中旬からは長編の原稿をストップ、ゲーム攻略に時間を割いてきました(途中、変なもの食べて胃を痛めて寝込んだり、ワクチンで発熱したりで中断時期もありつつ)。
しかしイベントは1月15日。悠長にしていられない。そこで12月に入ってから急いで本を作りました。再録のみ、ページ数の関係であとがきも省略なので、本文は数日で完成。表紙の準備に少し時間がかかったものの、無事年内に入稿できました。
というわけで来年早々に新刊『三〇〇ピース』が出ます。
まだ現物が手元に届いてないので表紙画像しか公開できませんが、その表紙は力作です。表紙だけでも見てほしいし目立たせたい。
なお本の表紙では画像の下半分の説明文が入りません。だから余計に見てほしい。可愛いから!
で、その表紙を編集する際、「素材は揃っているからついでに作っておこう」と140文字SS集『ルート140』8巻の表紙も作ってしまいました。
「考えたら2022年には出してない、このまま滞るのもよくないな」と思ったので、本文もささっとまとめたら3日でできました。
こちらも今週入稿したので、同じく文学フリマ京都で新刊として出ます。
このシリーズの表紙はおなじみ藍ちゃん(ぬいぐるみ)の実写でつくるのですが、自分の中で「奇数巻は室内で小物を使って撮影」「偶数巻は屋外で撮影」と決めております。
今回は後者で、先述した文学フリマ広島の前泊時の写真を使いました。
「今年出す本」と言っておきながら2022年には間に合わなかったですが、とりあえず放り出さなかったからよし、とさせてください。
……一番頑張ったの12月な気がします。
とりあえず1月15日がイベントですので、年明けはお品書きづくりや宣伝を頑張ります。
そして今度は再録以外の新刊を出せるように……!
長文です。
各地で色々な制限がひとつまたひとつと解除される中、文学フリマの始点にして最大規模となる東京会場では、久々の「抽選」が実施されました。
化屋月華堂は幸い当選し、1000ブース近く用意されたというお祭りの中に「ばけ」の看板を堂々と掲げられることになりました。
しかしそれだけではもったいない、どうせなら……ということで、いつもより早起きして設営から参加しました。化屋月華堂は5/29(日)開催【第三十四回 #文学フリマ東京 】に出店します! (入場無料!)
ブース: コ-30
イベント詳細: https://t.co/Xogu14ECwP
カタログ: https://t.co/Gvvek2HnXH #文学フリマ
マップ上での配置は画像の通り。少し歩けば目移り必至(でも立ち寄ってほしい)の祭りまであと2日! pic.twitter.com/NVI0fZMtPo
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 26, 2022
集合時間には少し遅れてしまったのですが、到着時点では机の展開が始まって間もない頃だったようで、机の並びの調整やブース番号の張り紙の配置など、積極的に声をかけて手伝いました。
宅配搬入の荷下ろしのときは宅急便のおじさん(本好きらしい)と会話したり……
「これ重いな!」「本いっぱい詰めてるからしょうがないです!」「これ全部本なの!?」「本です!そういうイベントなので!」
あと箱を抱えてあっちの列へ、こっちの角へと走り回り、「そんなに走って疲れないか?(要約)」と心配されたりしましたが……
全然平気でした!
最もその場では後でばてるかと思っていたのですがそんなことはなかった。
そうそう、少し前にTwitterで宅配搬入の箱がつぶれたとかどうとかって話題がありましたが、当時指摘されていたうちのいくつかを実物として目にしました。
上に荷物が載ったせいでつぶれている箱とか(特にA社さんの通販の箱が大変柔らかそうで、矢印マークも相まってへにゃっと笑ってる感じでした)。
形は保っているけど上面だけへこんでガムテープが半分剥がれている箱とか。
おじさんがカーゴの奥から引っ張り出すとき手前に転がされて天地が逆になりかけた箱とか。
その場では話題にしませんでしたが、次に宅配搬入を使うときは段ボール箱と布テープを新調しようと心に決めました。
あと可能なら事前に宅急便センターへ行って取扱注意系のラベルをゲットしておくといいかもしれませんね!(いくつか種類があったはず)
さて、全体設営が早めに終わったので、化屋のスペースと荷物を確保してブース展開開始。
ほとんどの荷物を(広島帰りのままスライドさせる形で)宅配搬入させていたのですが、箱に詰める段階で工夫して「先に使うものを上に」置いたこともあり、過去一番スムーズに完了しました。
おかげで一般入場が始まる前に会場内を回る余裕ができました。よくやった自分。#文学フリマ東京
無事に設営までこぎ着けた化屋の様子です。
いよいよ! pic.twitter.com/0zI3KUdh5m
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 29, 2022
今回は出店者もですが一般もこれまで経験のない規模になりそうだったので、自分が隅から隅まで見て回る時間はないと予想し、
・ご挨拶したい人や見ておきたい作品の場所を事前にwebカタログでチェックし地図に書き込む
・地図に印がついていない列はよほど余裕がなければ諦める
そんなプランを立てていました。でも無印の列だって気になると言えば気になるので先に見てきたわけです(買いたいものに出会ってしまったら後で何とかしよう程度)。
それでも少し時間があったので何人かにご挨拶もできました。
一般入場が始まってからはおとなしくブースに座って、通路を通り過ぎる人々を見ていました。
今回も通路は広いので、壁際以外はそれなりにディスタンスを保てる感じです。一人ひとりの動きを目で追える程度には。その結果、広島と同様、開始後一時間くらいは化屋の前で足を止める人すらいなかったことがはっきりわかりました。
やっぱり今の陳列や掲示方法には問題あるんだろうなぁ、と悶々考えつつ。
全部を丁寧に見て回れる人なんてそうそういないとわかってはいても、何度も考えましたね。「人は選択肢が多すぎるとかえって選べない」という言葉の現実を。
あとエントリーのときにジャンルをいつもの「ファンタジー・幻想文学」から「ライトノベル」へ変更していたのですが、これで正しかったのかも何度となく悩みました。
しかし(終わってからよく考えたら)ジャンル分けが書いてあるのはwebカタログとパンフレットだけで、会場には手がかりが一切ないから、それほど気にしなくてもよかったのかもしれません。
ノンフィクションや評論など情報の詰まった本が集まるエリア、純文学を志すものが集まるエリア、詩歌を束ねた作品が集まるエリアなどがはっきりと形成されていて、自分が書いているものはそのどれにも入らない……という事実は動かない。
化屋の本が動き始めたのはいつ頃からだったでしょう。ぽつぽつと、でした。
新作カンパイリミテッドが広島以上に出てくれたのと、久々に藍ちゃんの本にお声がかかったことがポイント。長編はまた今度ですね。
ただし「(無配の)完配」はあっても「(持ち込んだタイトルの)完売」は一度も達成していない化屋、今回も例に漏れずといったところ。完売宣言うらやましいけど落ち込んだりはしません。いつものことだし。
一応「購入者特典」ポストカードは今回も用意していましたが数名に渡しそびれました。慌てすぎだよ……
しかしそんなミスもどうでもよくなりかけるくらい面白かったのが、本を選んだ動機が皆さん違ったこと。
・ジャンル買い
・試し読み買い
・Twitterで紹介した感想見て買い
・お品書きのフレーズが気になる買い
・タイトルのインパクトだけ買い
・「藍ちゃんの新刊」指名買い
……何がどう転ぶか本当わかりませんね!?
それにしても予想以上に来場者が多く、「巡回が落ち着く頃合い」がわからないので、「もういいや」と諦めてご挨拶回りへ。
広島に続いてお隣が顔見知り(YourProductionの白色黒蛇さん)だったので安心して出歩ける……のも確かでしたが、どうせ見向きもされないって若干諦め気味だったのもありました……
が、自分の不振さえ棚に上げれば、楽しいイベントです。あの人にこの人にまた会える。話せる。創作が好きというつながりがある。
先日人に言われた「あなたは人と関わりたい人なのね」を何度だって実感します。
ところで今回の主な差し入れは塩レモンタブレットでした。熱中症予防に欠かせない塩分補給アイテムですね。
苦手という人がいたときのために別のアイテムも用意していましたが、当日の屋外が真夏日になったこともあり、思った以上に喜ばれた印象でした。
皆様がちゃんと危機意識を持っていました、ヨシ!(…
そして戻ってから「あの人とは入れ違いだったらしい」で悔やむという。
無駄な後悔はともかく、文学フリマは文学フリマとして最後まで楽しみました。
本当に閉会ぎりぎりまで回る人がいるし、駆け込みで目にとまって買ってくださる人もいるんですね!
自分も終了間際に隣のブースから一冊選びましたが。
片付けは閉会1時間前から少しずつ進め、宅配搬出に列ができているくらいの時間に全部終わりました。#文学フリマ東京 #文学フリマで買った本
サークルとしての報告は個人ブログに書くので、とりあえず、これから読む本の共有だけ。諸事情により少なめです。残念。
なお右下のキラキラ輝く冊子は本編読了した(朝からモノレールの中で泣いた)ので宣伝用にします。 pic.twitter.com/yTp8Wty968
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) May 29, 2022
まだ外が明るい、少し時間に余裕がある。
それで会場を見回したら撤収に手間取るフォロワーさんを発見。陳列棚の解体~机をたたむところまでお手伝いして終了。
よく働いた!
会場内は冷房が効いていた(寒すぎるとはいかずとも途中から長袖にしたくらい)こともあり、体力の消耗は思ったほどではなく。
一度だけ眠気に襲われ、偶然訪ねてきた顔見知りの方に起こされる一幕もありましたが、これは薬の副作用にひとつ心当たりがあったので気にすることはなく。
翌日あたり筋肉痛が襲ってくる覚悟はしましたが、日頃のウェイトトレーニング(+最近再開したリングフィット)の成果か痛みはなく。
一番身の危険を感じたのは日が沈んだ頃に帰宅した部屋で目にした「室温34度」でした。
これ、抽選に外れて一般参加も諦めて家にいたらやばかったのでは……
そんなこんなで、久々の文学フリマ東京は、無事終了。
次回の化屋は9月の文学フリマ大阪を予定しています。
ただしこちらも抽選になる可能性があり、7月に入ってからでないと確定しない話です。
参加を諦め続けて三度目の正直。ここでDROPOUTの3巻を出せたら最高なのですが。
もし外れたら?……11月の東京「以外」にしようかな……(今回の結果+参加費値上がりと聞いて自信なくしてます)
このブログがほとんど300文字SS置き場としてしか使ってないという意味でも、最近は年末のまとめでしか活動の話をしてなかったという意味でも。
4月17日、「文学フリマ広島」にサークル参加しました。
広島は前回が中止となり、その前に参加して以来なので2年2ヶ月ぶり。
「その前」が現地参加の最後だったので、化屋月華堂として看板を出すこと自体が2年2ヶ月ぶり。
ついでに言えば一般参加も控えてきたので同じくですね。
1.事前準備
昨年はオンライン限定イベントや委託ものに参加していましたが、アピール不足というか「目を引く」パワーに欠けるところを痛感していて。
せめてもうちょっと「見せる」ことはできないのかと考え、今回はお品書きのほかに1作品ずつ紹介画像を作りました。
効果のほどは不明。化屋月華堂 in #文学フリマ広島
このツイートが無事に投稿されているなら、つまり、あと2日でその日が来ます。
例の写真表紙の本が増えすぎてレイアウト変更を余儀なくされた、2年ぶりの現地参加型イベント!
会場のだいたい真ん中くらい「う-10」でお待ちしております。新作は軽量型SF? pic.twitter.com/fni5q8ZvPC
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) April 15, 2022
荷造りは久々と思えないほどスムーズに……行ってないですね!
宅配搬入の荷物を発送したのはぎりぎりでした。理由は見本の「帯」の制作が遅れたから。
どうもここ数年はサイズ調整に失敗して、本体と帯の画像が少しずれるんですよね。今回は文字サイズの指定にも失敗。結局解決法が見つからずそのまま使うことに。
原稿に追われていたわけでもないのにどうしてこう……
2.前日入り
東日本の住人なので単純に会場が遠く、「当日朝に向かって間に合うような時間に絶対起きられない」ため前泊を選択。
藍ちゃんのマスクは『大人用を子どもサイズに変える裏技』という記事を参考に、開封してからずっと使われないまま持ち歩いていた「余り」で作ったものです。あと1日、となりました。
藍ちゃんは久々のお出かけで気分上々……でもないのかな……
今回は制約もありますが、次へつなげるためにも、今できることを楽しむ所存です。 https://t.co/28UiSdOZDX pic.twitter.com/AO7PDL0znJ
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) April 16, 2022
つけたところで全く意味ないのは承知の上。でも「今この状況で開催した」記録の一環として装備させました。
着いたらホテルに直行、ではなく、ひとつ寄り道をしました。
広島が誇る世界遺産にして日本三景のひとつ「宮島(厳島神社)」。
自然と古い建築が調和した光景を一度は見ておきたかったのもありますが、今年出す本の表紙用に「藍ちゃんの屋外ロケ」がどうしても必要だったのです。
天気は快晴、海辺の撮影には申し分なし。ところが偶然にも干潮の時間帯(しかも当夜に満月を控えている)で、神社周辺に広がるのはほんのり濡れた砂浜ばかり。
写真では海水につかった姿しか見たことがなかったので、衝撃というか拍子抜けというか。
しかし逆に言えば狙って撮れない背景を得られるということで。良い写真は撮れたかと思います。
ルート140の新刊をお楽しみに。
もうちょっと時間があればこういう構図もいけたなあ、とか思い返すのは全部終わった後でしたけど(よくある話)。
大鳥居の修繕が終わった後にもう一回行きたいです。山の上とか水族館とか気になりすぎるし。
一度広島駅へ戻ってからホテルに向かったのですが、駅周辺では赤いユニフォームを着た方々とたくさんすれ違いまして。
「これ当初の2月開催だったら見られなかった光景!」とある意味感動してました。
夜になったら、当日に眠い目をこらえることがないよう早めに寝ました。
しかし全く寝付けない!一度は眠れても真夜中に目が覚める!
これは環境か緊張か。多分、両方でしょう。
3.当日
チェックアウトまでは順調だったのに、思いっきり道に迷いました。
本当に何をどう間違えたんでしょうね。
どうにか路面電車の線路がある通りへたどり着いた頃に全体設営の完了を知りました。
設営のお手伝いはできませんでしたが、イベント開始前の会場入りはできました。
電停を降りて会場への短い道のりが一番「戻ってきたぞ!」感が強かったです。2年前に一度来ただけなのにその道とその建物ははっきり覚えていましたので!(次はホテル周辺の道も覚えましょうね)
設営も久しぶりにしてはスムーズに終わりました。配置や什器を大きく変えなかった(むしろ少し減らした)ことがよかったのでしょうか。
ルート140が増えすぎたので、全部並べるのをいったんやめて新刊の脇にまとめて立てました。まあ目立たない。#文学フリマ広島
久々の設営が完了した化屋の様子です。 pic.twitter.com/Q4GbmT7ic5
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) April 17, 2022
あと写真には映っていないですが、作品をお求めいただいた方への特典としてポストカードを用意していました。
「藍ちゃんの東京旅行」と題し、あちこち連れ回したときのぬい撮り写真を厳選して絵はがきに仕立てたものです。
今後は各地のイベントに出てみたいので、そのたびに種類を増やしていくつもりです。
さて、写真の左端に藍ちゃんがいますが、その左側(画面外)に今回のお隣「ひとひら、さらり」さんがいらっしゃいました。
以前テキレボでご一緒するなど面識があったという点が今回とても心強かったです。新島みのるさん、いろいろありがとうございました。
お話ししたり、差し入れを交換したり、互いに留守番を引き受けるなどしたり。そうそう、これこそ現地開催。
こちらが留守番をしている間は両方のブースへの反応を観察していたのですが、化屋よりもひとひらさんの方が足を止めたり見本をじっと見たりする人が多かったのが面白いやら羨ましいやら。
『Cis』シリーズの人気の理由は会場内で1を読んだあたりでなんとなくわかりました。小学生のときの自分に貸してあげたら喜ぶやつだこれ。
でもリピーター以外のひとも結構目をとめているんですよ、やっぱり表紙がおしゃれだからでしょうか。
化屋のをざっと見てから隣をじっと見る人へ声をかけ、少し話をしてから、左右が違うサークルのものだと知って驚かれる、みたいなやりとりが何度かありました。自分の差し置いて他の人の作品を宣伝するって何やってるんだ感はありますが、まあルール違反ではないし!
反対側のお隣さんにも結構足を止めてる人が多くて、なんか化屋だけスルー率高くて正直寂しかったから、せめて新島さんの本は動いてくれって途中から思ってたし!
(ええ、カンパイリミテッドが多少見てもらえたくらいで他はほぼ動きなしでした。正直な話。)
開始前から一般の来場者がたくさん集まっていたことには驚きでしたね。前日に地元の新聞で紹介された影響が大きかったのでしょう。
その中に赤いユニフォームやグッズを身につけた人を数名見かけたので、「今日もデーゲームだから試合始まる頃には誰もいなくなったりして」などと(人気ドラマのある夜に町から人が消える、みたいなノリで)言っていたら、本当に昼過ぎから来場者がぐっと減りました。
実際はそうじゃない要因もたくさんでしょうけど一瞬「まさかねえ?」と思いました。ファンの方もそうでない方も一緒くたにしてごめんなさい。
あと自分が会場内巡回に出るとき、今回は藍ちゃんを店番に残してきたのですが、とある方から「今日は分身は一緒じゃないの?」的なことを言われてしまい。
「そういえばぬいぐるみの方で覚えられてるんだった……」という現実を思い出して藍ちゃんを迎えに戻る、という一幕もありました。
まあイベント自体2年ぶりでしたし。かぶり物なんてつけている場合じゃなかった。次回はちゃんと最初から黒子に徹しようね。
会場から駅までは新島さん、野間みつねさんとお話ししながらでした。#文学フリマ広島
前回とは違う感じがいろいろだったけれど、大変楽しみました。ありがとうございました。
次の旅先は……東京! pic.twitter.com/cnnkXUMZUp
— Rista(化屋月華堂) (@Rista_Bakeya) April 17, 2022
イベントもオフ会もずっとお預け、家と職場(と実家)を行き来するだけの生活が続いていて、人との会話とか交流とかにすごく飢えてたんだなあと実感しました。
広島駅でお土産を買ってからは寄り道なし。翌日は普通に仕事なので急いで帰宅。
疲れは夜が明けてからどっと押し寄せ、仕事に若干の影響が出るレベルの不調を旅行のせいだと言い出せないのでごまかすのに苦労しました。
そんな感じなのに文フリ大阪申し込みましたよ今夜!こちらも「今度こそ参加したい」イベントなので抽選で落とされないといいな!
なお次回イベント参加は5月の文フリ東京です。
お品書きは全く同じになる予定(ただしポストカードに広島旅行編を追加します)。あとは見せ方の問題を考えなければ。本当に頑張ろうね……
*Material by *MARIA * Photo by photolibrary * Template by tsukika
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一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。
ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
あなたは大丈夫ですか?