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Party Syndromeの現場に踊る足跡の記録。


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カフェパ話。一応3/12の関連として。
そういえば年が明けてからSSカテゴリは初になる。

最近ようやく以前のような調子で物語を描けるようになってきた。
化屋リニューアルが効いているんだろう。
そして調子に乗りすぎて書きすぎた。まあいいか。


 ささやかだけど温かい宴の翌朝、レサトは新たな一歩を踏み出した。


  ………………


 トレーナーとしての最初の旅立ちからまもなく5年。
 身も心も文字通り大きく成長したシェイドはまずシンオウ、次いでジョウトを一通り巡ってそれぞれのポケモンジムを制覇し、ポケモンリーグの門を叩き、まずまずの成績を収めてハクタイシティへと帰郷していた。もちろんそれで満足するような彼ではない。
 さらなる高みを目指して次の目的地を定め、連れて行く仲間を決めようかというところで、事件は起きた。
 1年前に無二の親友を見失い、行き場をなくして彼の家に住み着いていた小さなグライガーが突然、彼の部屋へ押しかけて旅への同行を頼み込んだのだ。

『この通り、一生のお願いじゃ! わしも連れて行ってくれ!』
「……えっと……話がよく見えないんだけど……」
『そうよ。あなたが本気なのは分かったけど、ちょっと言葉が足りないわ。私たちにも分かるように、最初から事情を話してくれない?』
 どこで覚えたのか、床に突き刺さりそうな勢いで体を折り畳んで土下座しているレサトを目の前にして、シェイドはただ困惑だけを顔に浮かべた。
 言葉に詰まったトレーナーの代わりに、傍らのルージュラがレサトに顔を上げるよう求める。
「……うん。ルージュラの言う通りだ。何かとっても大事な理由がありそうだけど、僕らには僕らの準備があるし、さすがに何も聞かず連れて行くってわけにはいかない」
 ようやく自分の言葉をまとめ、シェイドはレサトの頭におそるおそる手をかざして撫でる。
 少しして手応えが変わった。レサトが遠慮気味な動きで顔を上げると、シェイドも手を一旦引っ込めて、続く言葉を待った。
『大事な理由……事情……』
『そう。連れて行ってほしいって思った理由』
 ルージュラの柔らかい髪が一房、ひとりでに動いてシェイドの片腕に絡みついている。
 ポケモン同士の会話を理解できない人間にテレパシーで内容を伝えるため、彼女が人間とポケモンの間に立って話すときにはよくやることだったが、実はシェイドには必要なかった。彼が持って生まれた“普通の人間”にない不思議なチカラは、異世界の環境に影響されて本来の形から大きく変質し、いくつかのいわゆる超能力として開花しつつあったのだ。人間の言語を介さずポケモンの心を感じ取るのもその一つ。レサトが頭を下げた時点で発した言葉も、通訳なしでも一応理解していた。
 でも寄り添う仲間の髪は振り払わない。ルージュラによる偏見混じりの通訳と、直接耳に入る言葉とを同時に聞き取って、状況を整理する。
『……強くなりたいのじゃ』
 前を向いて、しかし視線は床に向いたままで、レサトは語り始めた。
 相変わらず幼い子の声音に口調が全く似合っていない。
『強くなれば、いろんな人やいろんなポケモンが、注目してくれる。この前、そう聞いたのじゃ……』


 事の起こりは数日前。
 その家に暮らすポケモンたちがトレーナーたちの留守中に暇潰しで見ていた、シンオウ地方ローカルのテレビ番組が、火種となる話題だった。
 あるポケモンコンテストに出場するトレーナーの姿を追ったドキュメンタリー。画面の中の少女はひたむきな目で、これから戦う相手のこと、そして真剣勝負への思いを語っていた。
『いいよなー、正統派のポケモントレーナーは。ちゃんとポケモンも映してもらえて』
 誰かがそんなことを言った。
『何よ、あなたも出たいの?』
『自分の同族の活躍があれだけ大きく扱われてたらうらやましくなりませんか、普通』
『社長のお供してたら映るかもしれないけどさぁ、あれじゃただのオマケになっちゃうもんねーぇ』
 レサトは、そのときは何も考えずに仲間たちの発言を聞いていた。しかしそれを記憶の片隅にとどめたまま番組の続きを見ているうちに、一つの顔と、一つの疑問が意識の中に浮かび上がってきた。
『……シャウラも、強くなったら、こんな風にテレビに出るのか?』
『はい?』
 疑問は自然に声になって出ていた。隣でくつろいでいたカイリューがきょとんとした顔で見下ろしてくる。
『この前のポケモンリーグもテレビでやっておった。シャウラはトレーナーのポケモンになって、きっと強くなっておる。そうしたらああいう大会にも出るはずじゃ!』
『…………??』
『あぁ、そういうことですか。出る可能性はありますが、出ると断言することは出来ませんね』
 事情を飲み込めないカイリューに代わって、ハッサムが説明を引き受けた。ハッサムはレサトに改めてテレビの画面を示し、思い思いの場所と姿勢でくつろぐポケモンたちを見渡しながら話した。
『番組で紹介されるのはほとんどは大きな大会で、それに出場できるトレーナーは限られます。世の中にポケモントレーナーは数え切れないほどいますが、毎回、その中のほんの一握り。一つの町に一人いるかどうかですよ』
『……それは、分かっておる。でも、いつかは……って』
 レサトが下を向いても、言葉は打ち切られない。
『しかも一試合で出られるポケモンは最大6匹。たとえシャウラのトレーナーが強く成長しても、肝心のシャウラが私たちのようにどこかで留守番をしていたら、どんなに待っても出番は訪れません』
『…………む』
 それも分かっておる。そう言いそうになったが我慢した。
 本当はそんなことなど考えたこともなかったから。
 いつだって自分と親友が世界の中心。いつだって強くタフに上を目指して、小さな大活躍を重ねてきた姿しか見てこなかったから、彼女にとってはそれが普通のことだった。しかし世界は広すぎる。シャウラはただの小さなスコルピでしかなく、その実力は今この部屋にいるポケモンたちにすら劣る。世間一般を基準にすれば、尚更に。
『確かに、強くなれば周囲は嫌でも注目しますけどね。テレビに映るかどうかはまた別の……運の問題ですから』
 レサトは口を固く閉ざし、ぎゅっと目を閉じ、何かを思った。


 そして行き着いた結論が、
『……だったらわしがもっともっと強くなって、テレビがほっとかないくらい強くなればいい。シャウラがどこで何してるかなんて全然分からん。探す当てもないし、どうせ待ってても帰ってこないなら、いつまでもシャウラを待つのはもうやめじゃ。……頼む、わしをきたえてくれ!』
 レサトはハサミを突き刺さないよう両手の甲をカーペットにつけ、土下座はやめたが前屈みの姿勢は維持したまま、シェイドを見上げた。
 要領を得ない説明の断片と質問への返答からなんとかいきさつを理解したシェイドが、どう返答したものか迷っていると、またレサトの頭が下がり始めた。慌てて両手を差し伸べて押しとどめる。
「事情はだいたい分かった。シャウラに会いたいから、向こうに気づいてもらうために、大きな大会に出て有名になりたい……っていうことでいいのかな?」
『間違ってはおらんが、それじゃあ、わしがただ目立ちたくて旅に出たがってるみたいではないか』
 ぷくーっと頬をふくらませるレサトに、シェイドは苦笑半分、困惑半分の表情を見せた。
(そう、じゃないの? 本気なのは間違いないみたいだけど……)
『ポケモンバトルの世界がそんなに甘いものじゃないことくらい、わしだって分かっておるわ』
 シェイドが思ったことをルージュラがレサトに伝えるような真似はしていないはずだが、鋭く察したようにレサトはふくれっ面をやめる。
『テレビに出たいとか、有名になるとか、そんなの二の次じゃ。わしは強くなりたい! ……去年までのわしはいつもシャウラと一緒で、一緒にいるのが当たり前で、それ以外はなーんにも考えていなかった。将来の夢も欲しいものもなかった……でも今は違う。わしを置いていったシャウラより強くなって、進化して大きくなって、バトルして勝ちたい。見返してやりたいのじゃ』
 床についていたハサミ形の両手が少しだけ浮き上がる。閉じた先端は握り拳でも作っているつもりだろうか。
 そのまま床に座り込んでしまったレサトをしばらく待って、言葉が続かないことを確かめてから、シェイドはできるだけ優しく語った。
「……うん。分かるよ。シャウラに追いついて追い越す。それは十分に立派な、君自身の目標だと思う。でもその、シャウラを捕まえたトレーナーは、シンオウの人なんだよね?」
『そのはずじゃが……』
「僕はもうシンオウは一巡りした。リーグ戦にも出てる。だから今度の旅は全然違う土地に行って、そこのリーグにチャレンジするつもりなんだ。だからシャウラがテレビを見てくれるどころか、大会で出会うことも当分ないと思うよ。それでもいい?」
 一瞬の空白の後、言いかけた言葉を飲み込む音が聞こえた。


  ………………


 扉をノックしても返事はなかった。2度、3度。慎重に回数を重ねても反応は変わらない。
 シェイドはしばらく待ってからドアノブのすぐ脇を見て、鍵がかかっていないことを知ると、おそるおそるノブをひねって扉を開けた。
「失礼しまーす……」


 決意を固めたレサトを連れて彼が訪れたのは、家の地下に作られた工作室である。
 普段ここを活動拠点にしている技術屋のニーナはただいまリビングでティータイム中。彼女の話では、今その場所は別の人物が一人で使っていて、作業の都合で自分も中に入れてもらえないのだという。
 入室の許可に加え、念のため部屋の鍵も預かってから、ふたりは家の一番奥にある階段を下りてきた。


 一歩踏み込む前に扉と壁の間から中を見る。シェイドは大きな工作機械が絶えずわめき立てる室内を想像していたが、実際には思ったより静かで、そして暗かった。しかし聞いた通り無人でもない。
 ひんやりした空気は冬の屋外とはまた違った肌触り。その中心に、間違いなく中心に、白衣をまとった背中がある。
 声はない。振り返る衣擦れの音もない。ただ、背中が主張する。

 邪魔をしたら殺す。

 五感の外でそのメッセージを感じ取り、シェイドは息を呑んだ。
 レサトも同様に何かを感じたらしく、背中にしがみついている彼女の小さな手にぎゅっと力が入り、肩口に小さな痛みを押しつけてくる。そのまま下がって扉を閉めようかとも思ったが、それではわざわざここまで降りてきた意味がない。具体的なことは分からないがとりあえずその“作業”が一段落するのを待つことにして、逆に一歩進み、壁沿いに進んで機材の間の空きスペースへと滑り込む。
 扉の位置からはよく見えなかった作業の全容、そして部屋の全体像が見えてきた。
 室内の光源はただ一つ、奥の方に置かれた小さなスタンドの灯のみ。古いテレビのような形の機材や、鋭いドリルを備えた工作機械、重々しい面構えをした名称不明のマシンたちは、いずれも暗闇の片隅から少しだけ顔を出して作業を見守っているよう。部屋の一番奥に鎮座する半円筒形の機械らしきもの、エレベーターのような重厚な扉のついた物体は、何に使うものなのか見当もつかない。箱の中に無造作に突っ込まれた金属の棒だけが、ごくわずかな明滅を伴う蛍光色を精一杯反射している。
 そして部屋の中央。人が布団を敷いて眠れそうな広さを持つ作業台の全面を、1枚の大きな紙が占領している。しかも白紙ではなく、面積で言うなら9割以上が既に、どこかの言語ともただの記号ともつかない文字で埋め尽くされていた。
 整然と、上から下へ。左から右へ、あるいは逆へ。
 まっすぐ直線を引くように並べられた文字はもちろん、中にはコンパスで描いたようなカーブに、円形に、さらには放射状に連なった文字もある。
 しかも紙の縁に沿った直線とそうでないものが全く干渉を起こさず、複雑かつ緻密に組み合わされた何十もの、何重もの図形を形成していた。
 それは文章であると同時に図面だった。模様であって構成式だった。何かの魔術的意味を持っていそうで、しかし神秘とは縁遠そうな造形だった。

 一言で言うと、訳が分からない。

「……何の用だ」

 室内のあちこちに気を取られている間に、その様子を見られていたらしい。サーリグの黄金色の目はいつも通りに冷ややかで――しかし思ったほどお怒りではない様子だった。
 少しだけほっとして、シェイドは話を切り出す。
「すみません、作業、邪魔しちゃって。実は……ちょっと聞きたいことがあって」
「好きにしろ」
 本題を口に出す前に答えを返された。
「お前の背中に隠れている其奴のことだろう。元より捕らえてなどいない。何ら契約を交わしたわけでもない。この我輩がそれ以上を望むようになる可能性があるか否かなど、本人が一番よく知っているはずだ」
 しかも全部見抜かれていた。
「……でも、一応……その、一緒にいたわけだし……」
「承諾も求めずただ一方的に着いて来たから、此方も利用してやっただけのこと。どうせ用済みだ。お前が其奴をどうしようと知ったことか」
「…………。」
 そんな言い方をしなくても。
 舌先まで出かかった言葉を再び喉の奥へ押し込む。
 最近見たテレビドラマで、自分と縁を切って新たな道へ送り出すためにわざと冷たいことを言って突き放し、失望させて逃げるように仕向けるシーンがあった。シェイドは画面の中を思い出しながら、そういうつもりなんだろうか、と少しだけ思った。悲しいと同時に、優しさを嬉しく感じた。
 しかし現実はドラマとは違った。
 最後の一手が来ない。
 サーリグは目を逸らし、そのまま作業台の上の精密な図面に関心を戻してしまった。時折指を伸ばして文字の一つに触れ、ライン上をなぞったりしている。完成された文章を読み解いているのか、未完成のパズルの空白を考えているのか、何回も同じ交差点を通過する間に彼は一度たりともこちらを向かず、「出て行け」の一睨みさえも発せられなかった。
 そうしたいなら勝手にそうするがいい。
 何も言わない横顔が何よりも明瞭に語っていた。
「……行こうか、レサト」
 小さな爪の先の感触が答えだった。


 リビングに戻って鍵を返し、自室がある2階へさらに階段を昇る途上。
『これで……良かったのか?』
「いいんじゃないかな」
 ようやく当事者が口を開いた。地下室のドアを閉めてからここまで、ずっと肺の中に留め置いていた息を全部絞り出すように、ゆっくりとため息をつく。
「何も言わなくて良かったの、君の方こそ」
『……何も言えなかったのじゃ。言いたいことはたくさんあったはずなのに、何故じゃろうな、言葉が出てこなかった……』
 それが相手の眼力のせいなのか。
 それとも彼女の心の中に何かがあったのか。
 見ていただけ、肩を貸しただけの立場には、区別などできない。
「大丈夫。二度と会えなくなるわけじゃないんだから。言いたいことを思い出したら、そのときに伝えればいいよ」
 肩の後ろに手を回して、小さくうなだれる頭をくしゃくしゃと撫でる。
 自分に出来ることをシェイドはそれしか思いつかず、それだけで十分だとも思った。


  ………………


 ジョウトリーグの好成績を祝う、ささやかだけど温かい宴の翌日。
 よく晴れた夕方の庭。
 ポケモンたちが見守る中、空中に描かれた放物線がゲートになって、少年の手元に新たな仲間を迎え入れた。

「よろしくね、レサト」
 赤い光の中から解き放たれ、振り返った小さなグライガーに、シェイドは微笑みかけた。
『それはわしの台詞じゃ。よろしく頼む』
 どちらからともなく差し出した手と手を慎重に、しっかりと握る。
 ハサミは肉を裂かず、爪先は力を加えず、互いに正しく加減された握手を交わしてから、ようやくシェイドはレサトの笑顔を見た。
『……そうじゃ、これはどうする?』
「その指輪? いいよ、そのままで。可愛いし」
 レサトが胸元に視線を落とすと、紐に通して首から提げられた指輪が日の光を照り返して赤く輝いた。
 シャウラと一緒にこの場所までたどり着いた証。
 仲間ともおそろいの、友情の記念。
 決意を固めても決してなくなりはせず、しかし未練にはなりそうにもない、ささやかな感情を映した鏡。
 小さくため息をつきながら、握っていたシェイドの手をそっと離すと、周囲のざわめきが一気に両耳からなだれ込んできた。
『ここに来てライバル出現かー……』
『絶対今度も一緒に行けると思ってたのに! 何なのあの子!』
『こりゃもう、どないな結果になってもしゃあないな』
 旅の最初の一歩を共にする最大6匹の枠を巡り、早くも火花を散らす他のポケモンたちのことが眼中にないわけではない。シェイドはレサトを両腕に抱えると苦笑いして、登録だけ済ませたモンスターボールを上着のポケットに収めながら、取っ組み合い寸前の現場へ割って入った。
「喧嘩しないで。最初の手持ちからは外れても向こうに着いたらちゃんと呼ぶよ、置いてきぼりにはしない。それに旅立ちはもう少し先だから」
『え、どうして?』
『早く行きたいんじゃなかったのぉ?』
「ほら、もうすぐ、みんなが出るっていうお芝居があるでしょ。あれを見てから出発することになるかもしれない」
 ポケモンたちが詰め寄り、互いに密着する相手を押しのけあいながらトレーナーを囲む。
 鋭い牙に小突かれ、密集する髪に動きを封じられ、無数の鱗に引っかかれながら、シェイドはなんとか上へ伸ばした右手で自分の頭をさすった。
『お芝居……あ、昨夜誰かが言っていましたね、社長さんがやたら張り切っていらっしゃると』
『でも昨日は「別にいいや」って言ってなかった?』
「ちょっと興味が出てきた。あと、しばらく会ってない大事な友達も来るって聞いたから」
 シェイドが庭の一角に植えられた大樹を見上げると、芽吹いたばかりの若葉が日の光を透過させて緑に輝いた。
 家族と共にこの場所まで移住してきた証。
 仲間の一員であり、その愛情の記念。
 何度この家に帰ってきても必ずそこにいて、何も語らないがいつでもしっかりと枝葉を広げ、暖かく出迎えてくれる存在。
 小さく笑みを浮かべながら、6匹を超えてしまった手持ちポケモンたちをなだめると、ようやくざわめきが落ち着いてきた。


「それが終わって、準備が出来たら、出発するよ。……イッシュ地方へ!」



--------------------

翼ではなく羽。
グライガーは皮膜を使って滑空するポケモンである。


別離から一年。
長らく泣き暮らしていたレサトでしたが、ようやく、シャウラの相棒というか“オマケ”を卒業する日がやってきました。
新たなパートナーは、今や仲間内で最も一般人に近いという、良いのか悪いのかよく分からないポジションの人です。
どうしてうちの子は変な属性ばっかり持ってるんだろう。
親元を離れて外の世界を旅してきた王子様が一番まともな人間に育ったってことは、えーと……考えないことにしよう。

そして遅ればせながら新地方参入です。「2」発売記念ってことにしておく。


中盤の一部は3/10にカラオケの室内で書いたプロットから。
実は序盤は2月末に着手してたんですが、その時には考えてなかったシーンがその日に浮かんで、レポート用紙に勢いよく書いたんですよね。がーっと。
そしたらこの長さだよ……こんなに長い話になる予定はなかったのに……
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自己紹介:
化屋月華堂(親サイト)&カフェ「パーティ」(子サイト)管理人。今のところ活動は後者の方が活発。
一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。

ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
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