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Party Syndromeの現場に踊る足跡の記録。


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ようやくというか遅すぎる感じがありますが、今年3月の第3回テキレボにて無料配布しました300字SSポストカード「未来の私へ」について、ネタばらしと裏話をここに置きます。

以下、ネタバレを含みます。
ちょっとした「謎」を仕込んだ作品なので、できればWeb公開中の作品を一度読んでいただくか、お持ちの方は現物を引っ張り出していただいて、一度悩んでからお読みください。
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2日が経ちましたが、今も油断すると体の力が抜けて立てなくなります。
「どっと疲れが出る」とはこのことなんでしょうか。
このイベントに出るために自分がどれだけエネルギーを注ぎ込んだか(≒どれだけ無茶したか)を思い知っています。

さて、忘れてしまわないうちに、活動報告をまとめます。
2回目の直接参加。懲りずに化屋月華堂の看板を掲げてきました。
Twitter300字SS 第二十六回参加作品
お題「月」
ジャンル:オリジナル
注意書き:特になし

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仲間内で十五夜の月見の計画を練っているうち、いつの間にか話がそれて、変わったものを食べようとの提案合戦に発展した。

酒は普通だ、月見茶なら何がいい。
月見ジュースは黄色い果物だろうか。
なら月見ビールでもいいだろう。
団子ならぬ月見餅。
月見まんじゅう。
月見チョコ。
月見クッキー。
月見リンゴ。
月見スイカ。
月見かき氷。
やめろ、それはもう季節外れだ。
それなら月見そば、これはもうあるな。
じゃあ月見ラーメンはどうだ。
月見寿司。手まりならいける。
月見たこ焼き。
月見ハンバーグ。
月見ゆで卵。
月見ハム。
月見シュウマイ。
月見コロッケ。
月見ステーキ。
お前それ単に食いたいだけじゃないの。

世界は満月のように丸いもので溢れている。

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イベントの準備に追われる中、物語の形式を無視して書いてみました。
でもちゃんと300文字ですよ!
Text-Revolutions(以下テキレボ)ではカタログの代わりに、参加者によるテーマアンソロジーを発行しています。
その第四回にてついに、化屋月華堂として掲載してもらうことになりました。
本としての頒布は来月になりますが、先行してテキレボ公式サイトにてWeb版が公開されていますので、ぜひご覧ください。

以下ネタバラシなど。


Twitter300字SS 第二十五回参加作品
お題「訪れ」
ジャンル:オリジナル
注意書き:特になし

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「宅配便です」
小包を抱えてインターホンを鳴らすと、女性の声で返答があった。
足音が近づいてきて、静かにドアが開く。
でも顔を出したのはメガネを掛けたヤセ型の少年だった。しかも小包を見るなりがっかりした顔をされた。
「なんだ、違うのか」
全く違う声と予想外の反応に面食らっているうちに、後ろから足音が近づいてきた。
郵便屋が来て、少年に書留の大きな封筒を渡した。
「ありがとうございます!」
少年は書留の伝票にだけ受け取りの判子を押した。そして半開きのドアに挟まれた格好のまま、封筒をやや乱暴な手つきで開封した。
「やった! 合格だ!」
少年は春の訪れを待っていたのだ。
気づくと何故か少年と手を取り合い、一緒に喜んでいた。

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今回は季節も何もかも完全に無視。
長い行列に待つ間にアイデアを書き留めて、帰宅してから10分で仕上げました。
そんな急ごしらえで字数ぴったりになったので、いろいろ間違えていても目をつぶってください(弱気)
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プロフィール
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Rista
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性別:
非公開
自己紹介:
化屋月華堂(親サイト)&カフェ「パーティ」(子サイト)管理人。今のところ活動は後者の方が活発。
一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。

ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
あなたは大丈夫ですか?
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