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Party Syndromeの現場に踊る足跡の記録。


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第1回「もじのイチ」参加報告。

コメントで連想した方もいらっしゃるでしょうか。特殊装丁のチョコばらまいてたのは自分です。


最近のイベントでは「何かしら人とは違うものを」と思っていろいろ挑んでいるのですが、今回はほぼ偶然が重なった結果で、常にああいうのを配っているわけではないと最初に書いておきます。


お菓子の話はこの辺にして。
2024年が明けたばかり、まだ門松も片づいてないのに、即売会ですよ。

昨年は各地のイベントへ足を運びましたが、文学フリマの規模がどんどん大きくなるにつれて、じっくり見て回る余裕も見てもらうゆとりもなくなっていたことが気になっていまして。
違う環境、少し小さめのイベントにも出てみたいなと思いました。

そんなわけで申し込んだ「もじのイチ」。
昨年のHUB会の経験から、以前のテキレボで見てきた「手伝う側」をもう少しやってみたいなとの思いもあったので、ヘルプつきの枠でエントリーしていました。
(文学フリマのスタッフもいつかやってみたいのですが、説明会がどうしても日程合わなくて……)

どうせなら設営の最初から加わりたかった。
しかし早く着きすぎても邪魔になるのでしょう。
それで9時集合の5分前到着に合わせて行ってみたら……

もう始まってる、いや、半分くらい終わってません???※厳密には机と椅子のセットが終わって、いったん各自のブースへと言われた皆さんが散りつつ、一部では宅配の荷物を配り始めたころだった

「歴戦の猛者たちが集まった」だけじゃなくて、皆さんものすごくはりきっていた。
各地の規模拡大は、こうやって精力的に動く人たちがすごく増えたことが一番の要因ではないだろうかと、今になって考えています。

それで設営に使える時間が予定より長くなったので、余裕をもって終わるかと思いきや。
この会場、文学フリマやコミティアの会場より、机が広い。奥行きが2倍ある(出店者と来場者の立ち位置が遠い)という特徴がございまして。
しかもスケジュールの都合で新刊が会場搬入となってその場で開封&見本帯セットの作業。
前日に急いで作った無料配布しおり(ストレイトロードのほう)を本に挟み込む作業。
印刷し忘れていたものがあると気付いてからの右往左往(コピー機のあるコンビニまで走る時間がなく結局あきらめた)。すごく疲れた……主に気持ちの空回りで……

今回の化屋ブースは昨年の経験と反省をもとに「選択肢を減らす」組み方をしました。
具体的には、最も場所を取っていた『ルート140』の見本誌を思い切って減らし、在庫のある2~10を思い切って「中身の見えない袋」に詰めました。
写真の左奥、白い箱に入ってるやつです。
今までも手にはとってもらえるけれど、どこから読んでもいいタイプの本っていう点も伝わって興味を持ってもらえても、「どれから読めばいい?」に対する答えがはっきりしなかった。
それを運任せという乱暴な手で解決しようとしたブラインド販売。
しかしながら手に取りやすそうな感じにはできなかったので、ちょうどいい箱を見つけるなどの方法で改善を目指します。
(もちろん番号指名買いも引き続きできますよ。ダブりは嫌ですからね!)


さて、11時の開始と同時に来てくれた一般来場の皆様を、自分は化屋ブースではなく本部受付で出迎えました。ゼファールさん(影の薄い方のぬいぐるみ)と一緒に。
前述の通りヘルプに立候補したので事前に割り当てがあったのですが、よりによってトップバッター!
下手すると全体の流れまで決めてしまうやつでは!
何を信用してそうなったかはわかりませんが、こうなったら頑張るしかないですよねぇ。
というわけで1時間ほど、外から入ってくる(カタログ持ってない様子の)方にカタログ手渡したり、ガチャを引けるシールラリーの案内をしたり、質問に答えたり。
会場の存在がわかりにくい、他のイベントに来た人もチラ見してるけど普通に見ていってほしい、文芸の世界の裾野は広いほうがいいから引っ張り込もうと思いついた作戦を実行させたり。
(入口のホワイトボードに「入場無料」と大きく書いたのは一緒に受付やってたあきらつかささん。自分は企画立案と周囲を煽っただけでペン探してきたのは主催のトオノキョウジさんだった)
……スキル「おせっかい」発動してる場合じゃないって。何してるの。

なお開始直後の化屋月華堂ブースは藍ちゃんだけでお留守番、ではなく、化屋のもう一人のメンバーである鈴がおりました。
最初から最低1時間は留守にするとわかっていたため事前にお願いしていたのです。
受付当番が終わってからもしばらくは残ってくれまして、本を受け渡す際にお釣りの準備をしてくれたり、シールラリーの存在忘れてると促してくれたりと、完璧なフォローをしてくれました。
あと買い物に出る時間が作れた。久しぶりに全体見て回れた。
本当に助かった。本当に。
だから鈴には少しでもいい思い出持ち帰ってほしいなぁと、自分の集めたシールを(若干強引に)持たせてガチャ引きに行かせたところ、2等の図書カードを当てました。よかった!

予定以上に長居させてしまった鈴を送り出してからは一人でブースにおりましたが、今回、いろんな本が思った以上に動きました。
藍ちゃんの以外。
……えーと、なんか、ごめん。せっかくおしゃれしていったのに。

その代わり新刊『ワナビイはお留守番』が予想以上に好評でした。
『カンパイリミテッド』に続く日常SF、それも今回は堂々サイエンスフィクションと名乗れるタイプの短編です。
見本誌コーナーで見て探しに来てくださった方(ブース番号書き忘れたのに!)、数ページ読んだ時点でワナビイ好きですと言っていただけたり。
その場で、対面で、反応を見られるっていいですね!まあ相手の顔きちんと直視できてないんですが!
あと鈴いわく「これくらいシンプルな表紙のほうがいいと思う」とのこと。
次にこういう本を出すときもきっとこの路線です。色合いは変えますが。

その『カンパイリミテッド』は今回めでたく完売となりました。
化屋月華堂としてサークル参加し始めてから初めての、「終売」ではなく「完売」。
しかも見本誌まで売れました。例の石油王さん(仮称)の「#もじのイチで買った本」投稿のお写真、本の右下にいる「ばけ」がしっかり写ってます。

既刊の『三〇〇ピース』と『DROPOUT』も反応があったので、短編もだけど長編も頑張らないといけませんね。
今年前半には3巻出したい、いや絶対に出してやる。
締め切りを作るためにも春くらいのイベントへ出たいところなのですが、今のところ未定です。どうしよう……

楽しい時間ほど早く過ぎてゆくもの。
「蛍の光」が流れ始めたころに片づけ始めたのに、今度は梱包がうまくいかず、撤収完了は最後から3番目くらいになってました。
設営といいどうしたの今日。去年はあんなに手早かったじゃないか。タヌキリス舎のナコさんが化屋ブースにいらした際、まだぬいぐるみ部に遊びに行けてなかった藍ちゃんにリボンをかけようとしてくださったのですが「後で時間作って行きますのでそのときに」と言ってしまい。
結局、皆様が撤収したあとにぬいぐるみたちとの記念撮影に駆けつけることに。すべりこみすぎる。
設営と同じく撤収も皆様手早すぎて、本当に机を片づけられてしまう直前でした。

打ち上げにも参加しました。
イベントに出ているんだなぁと実感しました。
そのとき話題になったし後でも思ったのですが、文学系イベントの「即売会始め」の位置を獲るって結構面白い特徴になるし、風物詩ポジションも狙えると思うのですよね。
年末の酉の市、イベント納めのコミケのような、年明け恒例もじのイチ。みたいな。
ただ準備は大変ですし、現会場の「第一日曜日しか使えない」しばりに制限がないなら暦によっては元日開催という参加ゲキムズ条件な可能性もあるので、三連休中のイベントとして落ち着けるような場所が見つかるといいなぁ……
あと、化屋としてもおみくじとか作れたらいいな。新年ですし。

今回お話できた方々と、今後の良いご縁が続きますように!
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自己紹介:
化屋月華堂(親サイト)&カフェ「パーティ」(子サイト)管理人。今のところ活動は後者の方が活発。
一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。

ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
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