Party Syndromeの現場に踊る足跡の記録。
2日が経ちましたが、今も油断すると体の力が抜けて立てなくなります。
「どっと疲れが出る」とはこのことなんでしょうか。
このイベントに出るために自分がどれだけエネルギーを注ぎ込んだか(≒どれだけ無茶したか)を思い知っています。
さて、忘れてしまわないうちに、活動報告をまとめます。
2回目の直接参加。懲りずに化屋月華堂の看板を掲げてきました。
「どっと疲れが出る」とはこのことなんでしょうか。
このイベントに出るために自分がどれだけエネルギーを注ぎ込んだか(≒どれだけ無茶したか)を思い知っています。
さて、忘れてしまわないうちに、活動報告をまとめます。
2回目の直接参加。懲りずに化屋月華堂の看板を掲げてきました。
○前夜まで
前回の時点で色々反省があって、リベンジすると決めてはいましたが、壁はいくつかありました。
新刊の制作に手間取っただけでなく、公式アンソロジーやキャラクターカタログ企画にも原稿を出すなどがあったので、6月以降はずっと原稿を書いていた気がします。
当然自分にできること、時間、ペースは限られているし、悪いことも重なったので、諦めたこともいろいろ。
関連企画の主催者の方にもご迷惑をおかけしました。
今回の新作は、結局3種類でした。
最初に出すと決めた『午後三時、ルージュ広場で』は当初スケジュールの1ヶ月遅れで完成し、表紙は自分で制作。
本番の前週末に本が届きました。
予定こそ乱れたもののコンセプトはぶれずに仕上がりました。
続いて恒例となったポストカード企画。
今回は主題とネタ元が異なる2種類3話を作成しました。(詳しい内容は主催側でWeb公開されますのでお楽しみに。)
第一回のときに刷りすぎて未だ大量の在庫を抱えていた状況を踏まえ、数は控えめにしました。
本当はここまでで打ち切って、宣伝は既刊メインで行くつもりでした。
でも新作本が二次創作だけでは弱い(テキレボは一次創作メインだから目立たないのでは?)と思ったのと、テキレボ公式アンソロジーに出した作品がWeb公開されたときの反応にいくつか思うところがあったので、それの「やり直し」と他の過去作品を再録したコピー本を作成することを決意。
ところがその思いつき、急に湧いたアイデアたちが、ただでさえ足りない時間を急速に削っていった。
話の中で書けなかったこの部分をもっと描いてみたいとかその他諸々の熱意もとい欲張りのおかげで、結果的にアンソロに載った話と同じぐらいのボリュームの短編がもう一本書き上がってしまいました。
こうして原稿完成がギリギリ前日。
さらにコピーを担うはずだった自宅のプリンタの調子が悪くなり、本当に「前日」に新しいプリンタを買いに行く羽目に。
当然限られた時間で刷れる数には限りがあるわけで……
疲労が溜まって、しかも寝不足、そんなよろしくない状態で当日を迎えることになりました。
○当日・準備まで
サークル参加に必要なもの、それは道具と人手。
前回(第3回)で化屋を手伝ってくれた紙箱みどさんが今回はご自分のサークルで直参されるので(ちなみにキャラクターカタログ企画主催者コンビの片割れだった)、こちらは一人。
さてどうしたものか。
散々悩んだ末、化屋を知ってはいるけど文芸には携わっていない一般人Aさんをダメ元で誘い、なんとかOKをもらえたので一緒に来てもらいました。
ただし多忙なその人が手伝えるのは午前中だけ。
値札作成などは事前に済ませ、荷物も半分ほど事前搬入で投入し、後は並べるだけという体勢で挑んだものの……肝心の「並べる」作業に手間取り、結局開始ギリギリまでかかりました。
それでも一部の作業をAさんにやってもらったから間に合ったようなもので、感謝しかないです。
一方で道具の不足、具体的には布テープとハサミを忘れてくるという失敗も。
裁縫用の糸切りハサミは持ってたんですけどね、あれで紙切るのはダメだから……
いろいろ急ごしらえながら滑り込みで設営を終えた化屋月華堂の様子です。 #テキレボ pic.twitter.com/bl8JUVr0g7
— Rista(テキレボ10/8:C-16) (@Rista_Bakeya) 2016年10月8日
○開始!
無料配布としてポストカードと折本を用意、価格はわかりやすく明示。
あとは参加者の方が足を止めてくれさえすれば、と思っていましたがその見通しは甘いものでした。
一通り見て回ってくださる方は大勢いらっしゃるのですが、なかなか立ち止まってもらえず。
さらに、魅力的な本をたくさん持ち込んでいる隣のサークルさんに立ち止まる人は多いものの、そこを見終えると急にテーブルから離れていってしまうパターンが続出。
「すぐ隣」にいるのに見向きもされないって(仕方ないし誰も悪くないと思うのですが)目撃してしまうと結構心に刺さりますね……
もちろん、ブースを見ていってくださる方、本やポストカードを手にとってくださる方もたくさんいらっしゃいました。
どういう本なのか聞かれた場面もありました。やっぱり「140文字を一年分詰め込んだ」は驚かれますね。
ただ、中をぱらぱら見る人はほとんどいませんでした。
考えられる理由があるとすれば、目を引くインパクトがあるものがない。宣伝不足。
アピールのポイントがずれているっていうことなんでしょう。
あと上の写真には入っていませんが、ポストカードは以前その企画でもらったカードケースを使い、2枚を前後に並べる形で立てて置いていました。
ところがこれがやや失敗。
テーブルのすぐ前に立ってから見下ろすという目線だとカードの表面が見えにくかったようで、片方しか手に取らない方が続出していました。
自分の方に引き込むことを考えず「ポストカードラリーの宣伝」をして2枚とも持っていってもらう、という手を何度使ったことか。
横移動してくるなどして、テーブルの縁ギリギリのところに立っている人には、縦置きよりは平積みのほうが手にとってもらいやすいみたいですね。
Aさんは約束通り前半でお手伝い終了。午後は一人で奮闘。
途中でサプライズ的にやってきたカフェパ常連客Bさんに店番をお願いする一幕も。
ほぼ座って待つだけ、ひっきりなしに人が来る瞬間などゼロだというのに、この時点でだいぶ消耗してましたね……
買い物?ほとんどできなかったです。多分第1回テキレボよりも買ってないはず。
自分のが載っている公式アンソロジーもせっかくなら紙媒体で欲しかったのですが、本部へ行ってみると「受取?えっわからない」的な反応をされたので出直しを決め。
後でもう一度行ったときには「残り4冊」に対して4人が列をなしている状況。
……はい、ギリギリアウトでした。主催から名指しでゴメンナサイされるとは思いませんでした。
○後片付け~懇親会~打ち上げ
撤収作業は一人で頑張りました。
本の束は重いので宅配便に回したのですが、ここでも布テープを忘れたことが響いて、人から借りて乗り切りました。
その際に結果を数える。
ポストカードは1種だけ完配。他は300字企画の継続頒布に回しました。
折本「kilometre zero」も積極的に渡していったことが功を奏し、30部ぐらい持っていって手元に残ったのは1部だけ!
肝心の本の方は完売とまでいかなかったものの、既刊含めた4種すべてが複数冊旅立ってくれました。
そして一番売れたのは……急遽作ったコピー本『死神娘と片眼鏡猫』でした。
不思議なものです。100円の方が手に取りやすかったのか、それとも副題の「詰め合わせ」が効いたのか。
懇親会はあんまり覚えてないです。来場者数の記録更新があったことは聞きました。
打ち上げは一次会までの参加でした。
テキレボ会場から80名超の集団が浅草の観光地を横断して打ち上げ会場を目指したのですが、大行列がぞろぞろ移動する光景を沿道の人々はどう思ったでしょう。
「人数多っ!」「何の団体だろう」とか考えたかな。ツアー客の移動としては時間遅すぎるし。
会は楽しいものでした。話も盛り上がりましたし、ネタにも事欠かないし。
つい自分のことを喋りすぎてしまう悪い癖があるので「ここは邪魔しない、我慢して、話を聞こう……」と心に言い聞かせていた場面もありましたが。
おかげで聞けた良い話や良い情報もたくさんあったので、セルフ反省会はあってもフラストレーションにはならなかったです。
あと、いろんな人が名刺やポストカードや無料配布冊子を同席者にどんどん配っていたことにショックを受けました。
自分もポストカードの余りや名刺を配ったけど!やっぱり冊子は羨ましい!
作品を知ってもらうには読んでもらうしかないわけで、その場で読めるって、やっぱり強い。
○今後
何度か予告した通り、しばらくは休養します。
いろいろ刺激を受けたので次への意欲は充分にあるのですが、昨日今日は軽く伸びをしただけでめまいを起こして倒れかけるレベルの弱りっぷりなので、すぐ始動するのはたぶん無理です。
心身共に回復したら次を(まずは書きかけのものから)書き始めると思います。
次回のテキレボ5は来年4月1日とのこと。自分はスケジュールの都合上恐らく
・直参:絶望的
・一般参加:厳しい
・ポストカードだけ委託:なくはないが期待はできない
・エア参加:一番可能性高いけどこれも怪しい
だと思います。
その代わりと言ってはなんですが、他の地方のイベントに藍ちゃんを連れて行ってみようかな、と考えています。
自分の作ったものがどこまで通用するか試してみたくもあるし。
今の自分には人と関わる経験を積む場が何より必要なものではあるし。
何より、まだ知らない世界を見てみたいし。
候補は複数あって、検討中。でも今の疲れた頭では良い判断ができそうにないので、もうちょっと待ちます。
さらにそれとは別に『~ルージュ広場で』をどこかへ持ち込むことも検討中。
二次創作の中でもテーマがテーマゆえ通販行きが難しいようなので、これもイベント参加を通じて、興味を持ってくれる人がいたら届けたい。
でも小説本を持ち込んでも浮かないイベントとか方法とかって、あるのか……?
一方、前述のコピー本で来年の予定をいくつか宣言してしまったので、多分それに重点を置いて動く時期は来ます。
「来年出します」と名指ししたテーマ3冊分をここでも一応紹介すると、以下の通り。
・ルート140の2巻:上半期に予定(表紙さえ作れれば出せるから)
・ストレイトロード短編集:年内目標(掌編より長いものを詰めてもうちょっと分厚い本を出したい)
・DROPOUT紙媒体版:下半期に1巻を出したい
最後のは長編なんですが、単なるWeb掲載分のまとめにはせず、一気読みしやすいよう再構成するつもりなので時期は遅めに設定しています。
一度完結させた作品(全24章を4年がかりで)のリライト版なので筋書きは決まっているとはいえ、途中で放り出さない代わりにちまちまじゃないと作れないのが自分の傾向なので、長い時間と相当な労力がかかるとは思います。
でも絶対に作ります。
「DROPOUT」を本にする計画は「ストレイトロード」が生まれる以前からずっとあった、永年の悲願なのです。
頑張るよ……
最後に。
前述のAさん、Bさんもテキレボを楽しんでくれたようです。
出店する側だけのイベントではなく、見て回る方も楽しめるものであったこと、自分の参加によって彼らが来るきっかけを作れたことは、本当に良かったと思います。
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プロフィール
HN:
Rista
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
化屋月華堂(親サイト)&カフェ「パーティ」(子サイト)管理人。今のところ活動は後者の方が活発。
一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。
ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
あなたは大丈夫ですか?
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