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Party Syndromeの現場に踊る足跡の記録。


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2013年、主に上半期の自分の努力。
10年前の自分と再会し、話し合いながら「組み立て直した」物語を、無事すべてサイトに納めることができました。

腕が足りない昔の自分が書いたものをあれだけ堂々と公開していたんです。
それよりはもうちょっとましになった自分の足跡も、並べて飾りたかったんですよ。

とはいえあまりにも反省点が多いので、これで満足することなく先へ進む決意だけは、揺るぎないものにしています。

以下は話の中身について。





タイトルは「すべてが終わった後のすべて」という意味合いで、英語として正しいのかは考えないことにしています。

出発点となった場面は「彩芽とまりあが二人で食事をする」というものでした。デートですね。
この時点でタイトルは決まっていました。
波乱の一年が終わった後に記憶の欠落について事情聴取する一環、という位置づけで、主にまりあとサリエルが最初に出会った場面について振り返るものでした。
実は最初からやらかしてますからね、あのろくでなしは。
ところが、その構成を考えつつ前回のChapterを書くために読み返していたら、彼が本編の時点である程度のことは把握していたらしいことに気づきました。

さすがに何年も経っているといろいろ覚えてないものなんですね。


その後、7話構成で書くことを決めて、改めて一つのエピソードとして組み立て直しました。

本編でもキーワードの一つとして出てくる「同窓会」、柏木さんのお店、再会、あの絵、という要素をまず入れて。
つまり先に構成が出来ていたのは終盤の場面でした。
それから、彩芽が店にたどり着くまでの顛末、そしてそもそも本編が終わった後に彼がどうしていたのか、
まさに本人に訊きに行くような感じで一つずつ考えていき、序盤の展開を描き出しました。

ここで一番悩んだのは中盤。
再会と交流を重点的に描くにしてもちょっと起伏が足りないというか、会話劇で終わってしまいそうだ、どうしたものか。
そこで手を貸して(?)くれたのがバジリスクでした。
堕天使と同じくらいやばい奴がまさかの再登場となったわけです。
おかげで本編みたいなどたばたした展開になってしまいましたが、それは多分ページ数制限に強引に詰め込もうとしたせいなので、やっぱりまだまだ力不足なんでしょうね。

それにしても桂は本当に強い。
当初は出すはずなかったのに気づけばちゃっかり顔を出してる、を3編ともに達成してくれました。
やっぱり勝手に動いてくれるキャラクターっていいですね。眺めている分には。



話のオチについて。

語り始められた話が、本編先頭のプロローグになります。
そこを皮切りに、彩芽は最初から最後まですべてのエピソードをもう一度巡ることになるわけです。
とてもダイジェスト的にページ内に納めることなど無理なスケールで全部ぶっちゃけたので、ああいう終わり方にしかできませんでした。

でも、あれでいいんです。

物語は読み返されるたびに何度もよみがえるんですから。

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化屋月華堂(親サイト)&カフェ「パーティ」(子サイト)管理人。今のところ活動は後者の方が活発。
一応今は社会人なので控えめに動いてるつもりだが、その割に子供じみた言動も多々ある。自覚あり。

ちなみにブログ名は“カフェパにのめり込んで離れられなくなった人”を指す造語に由来。
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