許容と折り合い

思うことがあってネチケットを調べていて、壁に突き当たりました。

ネットの世界には公的な文章から個人的見解の紹介までさまざまなネチケット紹介サイトがあるんですが、その中でも厳密なものまで守ろうとすればするほど、自分のサイト自体が存在できなくなるんですよね。
どこまでを「許容範囲」としていいのか。
ルールといわれると曖昧にしておくのが苦手なので、こういう問題を突きつけられるたび、どうやって心の中で折り合いをつけるか苦慮しています。

少なくとも今、自分のサイトは多くの方々に黙認されている。
似たような多くのサイトが黙認されている事実を引き出すまでもなく、今こうして存在しているわけですから、それは確かなことです。

でも、やっぱり、心苦しくもある。

おそらく、とっても真面目でルールに忠実であることを是とする人が私のやってることを見たら、全否定する勢いでクレームつけてくると思います。
もしもそんな日が来たら、そういうサイトは他にも星の数ほどあることを教えつつも、真剣に考えて考えて潰れてしまうかもしれません。



そういえば、実はここ数年、自分のサイト以外の場所ではほとんど活動していないんですよね。
通っていた所が無くなったり管理人不在になったり荒れ始めたりして、気づけば遠のいて早何年。
たまに訪ねてROMだけして帰ってくるところはいくつかあるんですが。

だから余計に管理人の仕事を重く感じたり、主観を補う客観視点の情報が足りなかったりするのかもしれない。

別に管理人の業務そのものは苦痛になってません。
化屋の方は今のところ定期更新のコンテンツがないし、カフェパは皆さん礼儀正しいので掲示板の巡回はとても楽です。

他のサイトを探しに行くことを忘れるほど、やりたいことが多くて忙しいだけ。
ただそれだけで、自分が見渡す世界は驚くほど狭くなる。


そろそろ原点回帰も必要かなあ。